こんにちは。
稼げない起業家専門、ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような起業家が稼げる起業家になるためには、ご自身の中にある「お金のブロック」を外さなければなりません。
多くの稼げていない起業家は、お金のブロックを抱えています。
お金のブロックとは、自分が「商品を売る」場合と、誰かの「商品を買う」場合の双方に存在します。
この2つのお金のブロックが両方外れてこそ、稼げる起業家の道に進むことができるのです。
ですが、2つのお金のブロックを持っていることに気づいていない起業家も多いのです。
そして、気づいていたとしてもそのはずし方を知らない起業家も多くいます。
今回は、この2つのお金のブロックをどうすれば外すことができるのか、その方法をお伝えしていこうと思います。
【参考記事】
お金のブロックとは?
まず、お金のブロックとは何かです。
お金のブロックとは、お金に対して、何かしらの壁を作っている状態です。
あるいは、ブレーキともいいますね。
何か不都合なことが起きるとブレーキをかけてしまうというイメージです。
このお金のブロックは、どんなときに壁を作ってしまうのでしょうか?
または、ブレーキをかけてしまうのでしょうか?
2つの面から見てみましょう。
商品を買うとき
あなたが何かを買おうとしたとき、買いたいものが高かった場合、我慢することがあると思います。
また、普段は高くて買えないものが安売りしていたり、セット販売されていてお得に買えそうな場合は、思わず買ってしまうと思います。
その商品が実は、あとになって、いらないものだったということもよくある話です。
商品を買うときに発生する壁は、つまりは「金額」で高いと感じるときに現れます。
逆に「安い」と感じられれば、壁はなくなるのです。
むしろ、余計なものまで買ってしまうということもあります。
ですので、気に入った商品であっても、高いと感じれば、買うのを控え、値引きとかセット販売のようなお得感を得られるときに買うことになります。
ここで注意したいのが、お金の金額しか見ていないということです。
その商品の価値よりも、金額で買う買わないを判断しているという点です。
今出て行くお金が惜しいから、なるべく抑えようというブレーキがかかるというわけです。
たとえば、しっかりとした革靴を購入すれば、何年も履くことができるのに、今出ていくお金がもったいないからと安い革靴を購入します。
そうすると、安いためにすぐ靴底が磨り減ったり、剥がれてしまったり、穴があいてきたりして、結局1年足らずでまた別な革靴を買うことになります。
ですが、しっかりした靴は、丈夫にできているため、なかなか壊れません。
きちんと手入れをすれば3年、5年と履き続けることができますね。
このとき、しっかりした靴が2万円、安い靴が7千円だった場合、しっかりした靴は5年履けます。ですが、安い靴は、1年ごとに買い換えます。
そうすると、5年後にどうなっているでしょうか?
しっかりした靴を購入した人は、2万円。
安い靴を購入した人は、7千円×5年で3万円5千円使ったことになります。
結局、安いのを求めて買い続けた結果、余計にお金がかかったことになるのです。
これは、将来的なことを考えられないことから発生するお金の使い方ですね。
今この瞬間からお金がなくなるという恐怖に怯えている人に特に多いです。
これが商品を買うときのブロックです。
商品を売る時
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方は、対面形式のビジネスをされている方が多いと思います。
その場合、対面形式のセッションや相談、鑑定などが「商品」となるわけです。
このとき、買うときのお金のブロックがある方だと、商品を売る時にも、お金のブロックが発生してしまいます。
それは、金額が高い商品は買ってもらえないというブロックです。
自分が商品を買うとき、高いから買えないという価値判断から発生してしまいます。
そして、金額が高い商品を売ったら、悪いことをしている気持ちになってしまうのです。
誰も「こんな」高い商品を買わないよな・・・
だから、金額を下げて商品を売ってしまうのです。
他の人が1回あたり8千円でセッションをしていれば、自分は7千円でやろう。
そうなっていきます。
自分がお客さんだったら、このくらいなら買ってくれるかなという判断で他よりも安く売ってしまうのです。
この考え方は、非常に危険です。
起業家として稼ぐことができなくなるからです。
価格競争できるのは、量産商品に限ります。
どんどん、大量に短期間で作ることのできる商品だからこそ、価格を下げてでも何とかなるのです。
でも、そこには血の滲むような努力が隠れています。
経費を削減したり、人件費をカットしたり・・・
ですが、結果的に勝ち残れるのは1社だけです。
他は、赤字に苦しみ、撤退を余儀なくされていくことでしょう。
価格を下げるということは、大きなかけでもあるのです。
ですが、我々個人起業家は、価格を下げたら、やっていけなくなります。
8千円のセッションを7千円、5千円と下げていけば、セッション回数を増やさなければいけなくなるからです。
ただでさえ、クライアント獲得が難しい状況の中、さらにセッション回数を増やすのは自分のモチベーションにも影響してしまうのです。
では、どうすれば個人起業家は、お金のブロックを外すことができるのでしょうか?
お金のブロックが外れるとき
あなたは、どうすればお金のブロックが外れると思いますか?
結論から先にお話すると、「価値」を基準にする思考に書き換えることで、お金のブロックが外れます。
「お金の金額」を基準にしてしまうから、お金のブロックが掛かってしまうのです。
価値を基準にするとは?
価値を基準にするとはどういうことでしょうか?
お金のブロックがある状態では、「お金の金額」にしか目が向きません。
今この瞬間からお金がなくなるのが怖くて仕方ないために、お金を必死に守ろうとしているためです。
そのため、余計にお金を使ってしまっていることに気づかない場合が多いのです。
たとえば、稼げるようになりたくて、コンサルを受けようと思っても、コンサル費用が50万円もするコンサルは高くて無理だから、安いコンサルにしよう。
そうすると10万円くらいのコンサルを見つけようとします。
ですが、いざ入ってみると、サポートが全然ダメで稼げないということは普通にあります。
そのため、また別なコンサルに乗り換えることになります。
でも、今度のコンサルも全然サポートしてくれず稼げない。
じゃあ、別なコンサルにしようと転々とコンサル探しをしていくことになっていき、負のスパイラルに陥ってしまうのです。
そうすると、結果的に、最初から50万円のコンサルに入ってしっかりサポートしてもらったほうがよかったと後悔することになります。
そうすれば、もしかしたら、半年後には月収100万円稼げるようになっていたかもしれません。
でも、何度もコンサルを転々としてしまったため、1円も稼げず、しかもコンサルに100万円以上かけてしまったなんて結末はよくあることです。
これが、今この瞬間からお金がなくなる恐怖に怯えている人の結末です。
これは、お金の金額を基準としているからなのです。
だから、その商品の価値をしっかりと見る目が必要です。
そして、どういう効果があるのかもしっかり見る目が必要なのです。
その目こそが、「価値」基準で判断することになるのです。
そういう目をもつことで、結果的に損をせず、稼ぐことにつながるのです。
自分の商品には価値がある
価値を基準にしたとき、自分の商品はどうでしょうか?
「こんな」価格では、誰も買ってくれない。
そう思うなら、本当に誰も買ってくれないでしょう。
そして、価格を下げたとしても、買ってくれない可能性が高いです。
理由は、あなたが商品を売ろうとしていないからです。
商品を売るということは、「押し売り」としか思えないからです。
詐欺のように悪人とみられると思っているのです。
そういうマインドでは、何を売っても売れません。
そうではなく、あなたの商品は、「こんなにも」価値のある商品なんだと思うことです。
「こんなにも素晴らしい商品をこの価格でご提供できるのですよ」
この思考が売れる思考です。
この思考に書き換えることで、お金のブロックが外れます。
つまり、自分の商品は、困っている人を救うことのできる価値の高い商品なのだということです。
だから、高単価で売れるのです。
そのためには、お金のブロックを外すためのマインドが必要です。
その思考こそ、「成功者思考」なのです。
【参考記事】月収100万円稼ぐために必要な成功者思考
いかがでしょうか?
成功者思考には、成功するためのマインドが凝縮されています。
その根底は、自分の価値を高めることにあります。
「こんな」商品ではなく、「こんなにも」素晴らしい商品だと考えることで、自分は価値のあることをしているという思考に変わってきます。
このように成功できるための思考に書き換えていくことが、お金のブロックを外すためには必要だということです。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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