ターゲットを絞る本当の理由

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こんにちは。

仙台を拠点に活動している

「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

前回は、ターゲットを絞ることと、ターゲットを絞らないことは、アプローチが違うけど、ゴールは同じだというお話をしました。

 

前回の記事⇒ターゲットを絞る、絞らないの違い

 

その上で、ターゲットを絞ると指導するコンサルト、ターゲットを絞らないようにと指導するコンサルがいるということもお話しました。

 

そこで今日は、前回の続編として、なぜ、コンサルでも、指導する方針が違うのか、どちらが正しいのかについてお話していこうと思います。

 

【参考記事】

ターゲットを絞る、絞らないの違い

高単価・高額商品を売るターゲット設定

商品が売れない2つの根本原因とは?

ポジショニングを絞れば絞るほど売れる理由

 

ターゲットを絞ると指導することとターゲットを絞らないようにと指導すること

ビジネスに正解はありません。

 

いきなり、身も蓋もないことを言っていますが、それは真実です。

 

では、なぜ、ターゲットを絞ることとターゲットを絞らないことにおいて、どちらが正しいのかなんて言うのでしょうか?

 

それは、いわゆる「前提条件」を考慮した場合に正しいのか否かを問うということになるのです。

 

先日、努力は報わるのかということについても、お話しましたが、前提条件を考慮せず、全てにおいて、「努力が報われる」のかというとそうではないということをお伝えしました。

ブログを書いてもその努力は報われない理由

これと同じように前提条件によって、ターゲットを絞ったほうがいい場合と絞らないほうがいい場合とに分かれるのです。

 

前提条件を考慮した場合に、「正しさ」という判断が必要となるのです。

 

ですから、前提条件が変われば、色々と変わって来ます。

 

ビジネスとは、様々な前提条件において、それぞれの正解があるということなのです。

 

ですから、ビジネスには正解がない。

 

というよりは、様々な前提条件を作りながら、ビジネスを行えるということにもなります。

 

だからこそ、ビジネスは奥が深く、面白いのです。

 

さらにいえば、ビジネスとは、自分が目指したい道への前提条件を学ぶことだと言えます。

 

この前提条件を学ぶからこそ、正しい方向へ進むことができるのです。

 

この前提条件を学ばず、ただ「やり方」だけを真似ることは愚かなことです。

 

それは、枝葉の葉の部分をおいかけていくようなものだからです。

 

学ぶべきは、根っこの前提条件なのですから。

 

この根っこの前提条件を学べば、様々な流行りものの情報には振り回されなくなります。

 

例えば、あるコンサルが、これからの集客は、Instagramですよ!

 

といえば、前提条件を考慮しない人たちは、すぐさま、これからはInstagramだとそれを教えるコンサルに飛び込みます。

 

その結果、Instagramの使い方やいいねなどの取り方は学べても、それを実際にクライアント獲得に繋げられないのです。

 

結局、Instagramもダメじゃないか!

 

と稼げない起業家は、いつまでも稼げないことになるのです。

 

ですが、前提条件を考慮出来る人は、特にInstagramに走ることもないのです。

 

ですから、前提条件が何なのかということをよくよく考慮する必要があります。

 

この前提条件を踏まえずに、これからはターゲットを絞ったほうがいい、これからはターゲットを絞らない方がいいと言われるたびに、混乱し、様々なコンサルや情報に振り回されていくのです。

 

ですから、コンサルにしても、塾にしても、コミュニティにしても、ネットの様々な情報にしても、それを言っている意図はなんなのか?

 

つまり、前提条件をよく考えてからやるべきことなのか、やらなくても良いことなのかを判断してくださいね。

 

これらを踏まえて、整理すると、

 

ターゲットを絞るという前提条件は、「誰に」を軸にしたアプローチです。

 

「誰に」を軸にした場合、ターゲットを絞らないのはおかしいと思いませんか?

 

助けたい人が決まっているのに、助けて欲しくない人までをターゲットにしたらおかしくなりませんか?

 

ですから、「誰に」を軸にした場合は、ターゲットを絞るということが正解になるわけです。

 

一方、ターゲットを絞らないという前提条件は、「何を」に軸をおいたアプローチです。

 

つまり、商品を軸にすることですね。

 

「商品」を軸にしたとき、誰にを決めてしまうと売って欲しい人を逃してしまいませんか?

 

広く世の中の役に立ちたいという思いは、特定の誰かよりも、様々な人の場合が多いです。

 

ですから、「何を」に軸を置いた場合は、ターゲットを絞らない方が正解ということになるわけです。

 

ターゲットを絞る場合、ターゲットを絞らない場合を前提条件とするビジネス

では、ターゲットを絞る場合とターゲットを絞らない場合を前提条件とするそれぞれのビジネスについてお話していきましょう。

 

マーケティングの世界では、ほとんどが「ターゲットを絞る」と教えています。

 

ポジショニングという考え方そのものがこのターゲットを絞るためにあるからです。

 

ですから、ほとんどのビジネスでは、ターゲットとすべきお客様の層を徹底的に調査し、反応の高い客層に対して販売をしていくわけです。

 

いわゆる市場調査とかリサーチと呼ばれるものですね。

 

商品開発などは、ほとんどが、ターゲットを絞ることを前提に考えられています。

 

高級車であるベンツの客層は、どう考えても、お金に余裕のある、裕福な人ですよね。

 

間違っても、貧乏で毎日を暮らすのがやっとという人をターゲットにしていないはずです。

 

その商品はどんなお客様に売れるのか?

 

これを徹底的に追求するからこそ、ターゲットを絞るわけです。

 

ですが、その逆のアプローチをする場合もあるのです。

 

それは、どういう場合なのでしょうか?

 

発明家とか、今までになかったもの、常識を覆すようなものやサービスなどは、商品からアプローチしていくことが多いでしょう。

 

こんな便利なものを作りました。

 

こんな役に立つ商品をつくりました。

 

サービスをつくりました。

 

と、宣伝し、それに興味のある人たちをお客様にしていくという流れです。

 

 

こうして集まってきた人たちが、やがて、客層になっていくわけです。

 

 

ですが、よくよく見てみると、ターゲットを絞るにしても、絞らないにしても、最終的には、どのお客様へ
売っているのかが絞られているはずです。

 

ですから、最終的にゴールは同じだということです。

 

つまり、最初から、お客様はこの人だと決めて、突き進む方法と商品を紹介しつつ、お客様を絞っていく方法
ということになるのです。

 

それぞれの前提条件において、教え方が違うのは、このためなのです。

 

ですが、最終的に目的は同じだということです。

 

その目的とは、

 

「お客様を幸せにして自分も幸せになる」

 

ということなのです。

私はなぜターゲットを絞ると指導するのか

ここで、疑問に思った人もいるかもしれませんね。

 

コンサル型ビジネスの商品だって、商品を軸につくって売れるのでは?ターゲットを絞らずにやれるのでは?

 

という疑問です。

 

果たしてそうでしょうか?

 

例えば、恋愛コーチの商品として、「恋人との関係を修復するためのプログラム」という商品があったとしましょう。

 

この商品をスーパーマーケットや、デパート、駅の広告など、ありとあらゆるところに広告を出したら、どうなりますか?

 

また、テレビCM、ラジオCM、雑誌、タウン誌やチラシなどあらゆるメディアに宣伝したらどうなりますか?

 

莫大な広告宣伝費がかかりますね。

 

誰にを意識せず、無闇に宣伝しても費用をかけた割には、思うようにお客様は獲得できない可能性も高いです。

 

大企業のように資金力があれば、それも出来るかもしれません。

 

ですが、お金もなく、知名度もない個人起業家が、商品の宣伝をしても、お客様を獲得するまえに破綻してしまいます。

 

さらに、肝心の助けたい人に届くまでにどれだけのお金や時間がかかるでしょうか。

 

ですから、商品からのアプローチは、コンサル型ビジネスには向いていないのです。

 

商品力と、資金力があるのであれば商品を軸としてやっていくのもいいですが、稼げていない起業家にとっては、命取りです。

 

ですから、私は、コンサル型ビジネスをしている個人起業家にはターゲットを絞ると指導しているのです。

 

そして、とても重要なことがあります。

 

ターゲットを絞ることは、少ない労力で最大の効果を生むということです。

 

ネット集客に関して言えば、少ないアクセス数で安定的にクライアントを獲得することができるということになるのです。

 

これが、私が、ターゲットを絞ると指導している最大の理由です。

 

必要以上に、アクセスを集めることもなく、SNSでいいね取りに走る必要もなく、助けたい人にだけ届くように
アプローチしていくことができるのはターゲットを絞るから出来るのです。

 

ただ、中には、ターゲットを絞るとお客様が減るのではと思っている人もいます。

 

ですが、これも、前提条件を考慮していない人が言うことです。

 

ターゲットを絞ることは、お客様が減らすことではありません。

 

お客様を狙うことです。

 

困っている人、助けたい人たちがいる場所を狭めることではありません。

 

困っている人、助けたい人に照準を合わせることです。

 

ターゲットを絞るということは、助けたい人、救いたい人たちがいるところを探すことです。

 

助けられない人、助けたくない人がいる場所を除去するためにターゲットを絞るのです。

 

ですから、そもそもお客様が減るという考え方がズレているのです。

 

そして、ターゲットを絞ることで、ターゲットに近い人たちも集まってきます。

 

恋人と別れた人がターゲットであっても、片思いの人や別れた元夫婦だったり、ターゲットに近い人たちが
自分の悩みも解決できるかもしれないと勝手に想像を巡らせてくれるようになり、そういうひとたちも
集まってくるようになるのです。

 

ですから、最初は、特定の誰かをターゲットにしていても、徐々に、お客様は増えていくのです。

 

そこを目指すことで、毎月安定的に、クライアントを獲得することにつながります。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、ターゲットを絞る、絞らないことの違いの後編をお伝えしてきました。

 

コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家にとって、ターゲットを絞ることは、助けたい人を探すためにもっとも効率的な方法だということです。

 

ぜひ、あなたもターゲットを絞って助けた人を見つけてくださいね。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫
株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。

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