こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
WordPressでブログを立ち上げようとするときに、迷うことがあると思います。
それは、「SSL対応」と「SSL非対応」というものです。
あまりよく分からないという人は、何だか難しそうと思って、この「SSL対応」をしないで立ち上げてしまうことがよくあります。
SSL対応しないで立ち上げると、とても危険なので、必ず「SSL対応」で立ち上げてくださいね。
といっても、何でSSL対応しないといけないのか分からないという方も多いと思います。
そこで今回は、SSL対応とSSL非対応とは何かを説明したうえで、SSL対応すべき理由についてお話していこうと思います。
【参考記事】
ワードプレスを設置するときに重要なSSL化
wordpressを立ち上げるまでの手順
WordPress集客を始めるまでに必要な作業と費用
SSL対応とSSL非対応とは何か
SSLとは、Secure Sockets Layerの略で、インターネット上のデーターを安全に送受信するための仕組みのことです。
ですので、SSL対応は、安全なデーター送受信の対応がされているということになります。
逆に、SSL非対応は、安全な対応がされていないということです。
これだけ見ても、何となく、SSL対応したほうがよいと思いませんか?
そもそも、インターネット上でデーターを安全に送受信するとはどういうことでしょうか?
インターネットは、インターネット回線と呼ばれる回線を使って、全世界をつないでいます。
インターネット回線には、有線のものと、無線のものがあります。
今の時代、Wi-fi(ワイファイ)と呼ばれている無線回線がよく知られていますね。
このインターネット回線には、24時間365日、膨大な量のデーターが流れています。
検索するときのキーワード、画面に表示される画像や動画、文章はもちろんですが、ログインするときのIDやパスワード、暗証番号、カード決済のときのカード番号など、機密情報もインターネット回線にデーターとして全て流れているのです。
何だか、怖いですね。
パソコンやスマホで個人情報を入力したり、決済情報を入力するときがあると思いますが、それら全てが、インターネット回線を通って、サーバーに送信されているのです。
逆に、個人情報を編集するようなときにも、画面に自分の個人情報が表示されていることがあると思いますが、これも、サーバーに保存されている個人情報データーがインターネット回線を通って、パソコンやスマホで受信しているからこそ、表示することができるのです。
つまり、全てのデーターは、インターネット回線を通るということなのです。
パソコンやスマホからサーバーへ送信することを「アップロード」といいます。
逆に、サーバーからパソコンやスマホに送信することを「ダウンロード」といいます。
最近では、「アップロード」も「ダウンロード」も一般的に知られるようになりました。
このアップロード、ダウンロードの「ロード」は、「道路」や「道」のことを指します。
上りの道路を通る、下りの道路を通るということで、高速道路の上り・下りと意味合いは同じです。
ということで、インターネットの世界では、この道路のことを「インターネット回線」と呼ぶのですよ。
そして、この道路を様々なデーターが通るということです。データーを車に例えると何となくイメージがつかめるかと思います。
高速道路で車が上下線ともに走っている状態は、まさに、インターネット回線でデーターが上下線ともに走っている(送受信)状態と同じなのです。
ただし、高速道路とインターネット回線では、安全という意味合いが少し異なります。
どのように異なるのかと言えば、高速道路の場合は、「速度」であり、インターネット回線は、「秘匿性」ということです。
インターネット回線は、速ければ速いほどいいですよね?
高速道路では、スピード違反で捕まってしまいますが・・・。
逆に、インターネット回線は、中味がバレないということが最も「安全」であり、高速道路では、中味がバレないというのは、ある意味、怪しいことですよね?
このように、高速道路とインターネット回線では、「安全」に対する認識が異なるのです。
大事な個人情報やパスワード情報、決済情報など、第三者にバレてしまうとまずいものは、誰にもバレないようにして、インターネット回線を通らないとまずいわけです。
カード番号が簡単にバレてしまっては、大変なことになりますよね?
ですので、インターネット回線を通るデーターを安全に送受信させるための方法が、SSL対応ということなのです。
つまり、データーをバレないようにして送受信する技術こそが、SSLです。
SSL対応にする理由
インターネット回線を通るデーターは、そのままの形で送るとバレてしまいます。
そのままの形で送受信するのが、SSL非対応です。
バレない形に変えて安全に送受信するのが、SSL対応です。
例えば、SSL非対応は、パスワードが「muramura01」だとしたら、「muramura01」そのものが送受信されてしまうということです。
これは、まずいですよね?
と言っても、誰にバレるのか、もしかしたら疑問に思ったかもしれません。
通常、インターネット回線を通るデーターは、見ることが出来ないですからね。
なので、あまり気にしないことかもしれませんが、実は、普通の一般ユーザーにバレるわけではなく、悪意を持ったハッカーと呼ばれる人たちにバレてしまうということなのです。
セキュリティ用語で「盗聴」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
盗聴とは、悪意を持った人たちが、インターネット回線を監視し、データーを盗み見ることを言います。
ですので、SSL非対応のデーターは、すぐバレてしまうのです。
大切な情報が盗まれてしまうのです。
このような輩にカード情報が盗まれてしまったら、大変なことになるわけです。
だからこそ、簡単にバレないように、データーを暗号化して、分からなくしてしまう必要があるのです。
この暗号化する技術こそが、「SSL」です。
SSL対応であれば、「muramura01」は、「23!”#$!”#sdfd」などと、わけの分からない文字に変換されて送受信されます。
この変換する仕組みを「暗号化」と呼びます。
逆に、元の「muramura01」に戻す仕組みを「復号化」と呼びます。
この暗号化・復号化をすることで、インターネット回線を安全に送受信できるようになるのです。
これらのことから、「SSL対応」をすすめるのです。
SSL対応は、URLで表すと、「https://~」となります。
この形式でアクセスできるのであれば、SSL対応されていることになります。
逆に、この形式でアクセスできなければ、SSL非対応ですので、SSL対応にすることを強くおすすめします。
ちなみに、SSL非対応は、「http://~」です。
表記上は、「http」のあとに「s」がつくかつかないかだけの違いですが、機能的には、雲泥の差になってしまいますので、WordPressでブログを立ち上げるときには、SSL対応(https)を指定して立ち上げるようにしてくださいね。
いかがでしょうか?
今回は、SSL対応とSSL非対応とは何か?どちらにすべきなのかについてお話してきました。
WordPressでブログを立ち上げるときには、セキュリティ対応として、SSL対応かSSL非対応を選択できます。
ですが、迷わず、「SSL対応」で立ち上げるようにしてください。
そうすることで、データーが安全にインターネット回線を通ることができるようになりますよ。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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