こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
「あなたには、才能があると思いますか?」
サラリーマンやOL、専業主婦の方、稼げていない個人起業家の方にこのような質問をすると、ほぼ100%の人が、こう答えます。
「自分には才能なんてありません。」と。
あなたはどうでしょうか?
起業して稼げるようになるためには、「才能」がとても重要になってきます。
「そんなの分かっているよ!」
「自分には才能がないから、起業できないんだ!稼げないんだ!」
という声が聞こえて来そうですね。
ですが、そのように叫んでいる人たちは、この「才能」ということの意味を勘違いしています。
勘違いと言うか、思い込みが激しいがために、起業を諦め、挫折していく人がなんと多いことか。
とても残念でなりません。
「才能」って、誰にでもあるんですよ!
ただ、あることに気づいていないだけ!
これだけです。
そこで今回は、才能って自分の中に眠っているって本当なのか?というテーマでお届けしていこうと思います。
今、思い込んでいる「才能」が勘違いであることを知り、自分の中の「才能」に気づいたとき、あなたの未来が大きく変わることになりますよ。
それくらい、夢のあるお話です。
【参考記事】
稼げない起業家に共通する3つの勘違い
売れない起業家に共通するマインドセット
起業家マインドをもつとどうなるか
そもそも「才能」って何か?
ある面白い統計データがあります。
「自分には才能がありますか?」という質問に対して、70%以上の人が「No」と答えているそうです。
そして、「他の人には才能があると思いますか?」という質問では、実に90%以上の人が、「Yes」と答えたそうです。
この統計データとは、大学受験を目指している現役高校生に聞いた質問だそうです。
この場合の「才能」とは、おそらく、「勉強ができる」とか「運動能力が高い」とかそういうことだと思いますが、このデータから見えて来るものがあります。
7割の学生が、自分は、勉強が出来ない、運動が出来ないと思っていても、9割の人は、他の人は、勉強ができる、運動ができると思っているわけです。
なんか、おかしくないですかね?
他の人というのは、隣の席の子だったり、クラスメートだったり、他のクラスの子だったり、あるいは、他の学校の子だったりだと思うのですが、自分の周りの人たちは、「頭がいい」「運動ができる」と思っているわけです。
「?」
何かに気づきましたか?
気づいた人は、素晴らしいです!
実は、他の人から見た自分は、「頭がいい」とか「運動ができる」と思われているということなんですよ。
もちろん、正確には分かりませんが、統計的に、その可能性が高いということですよ。
つまり、自分では、才能がないと思っていても、他の人から見た自分は、才能があると思われているということです。
自分は才能がないと思っているのに、なんであいつは、おれのことを才能があるって思っているんだ?
という七不思議的な現象になっているということです。
ここに、「才能」の勘違いポイント、思い込みというのが隠されています。
分かりますか?
ヒントは、他人と比較しているということですよ。
「才能」を辞書で引いてみると、「生まれながらの能力、すぐれていること(出典:日本国語大辞典)」とあります。
多くの人は、この辞書のとおり、才能の意味を知っています。
才能って、「特別に優れている能力」でしょと。
誰もが知っています。
しかし!
その本当の意味を理解している人は、そんなにはいないのです。
なぜなら、多くの人は、「特別に優れている能力」の部分を勘違いしているからなのです。
どんな勘違いかというと、「優れている能力」を、他人と比べて判断しているところが、勘違いなのです。
他人と比べて、優劣を決めているからこそ、自分は、あの人のような能力はないとなってしまい、自分には、「才能がない」と思い込んでしまうのです。
そもそも、才能って、誰のもの?
他人のものですかね?
いえいえ、自分のものですよね?
だったら、才能って、自分自身が持っている能力で優れていることではないですか?
他人と比べて、優れていれば才能があり、劣っていれば、才能がないではなくて、あくまで、自分自身の中だけの優れていることなんですよ。
ここをしっかり理解しないと、いつまでも「自分には才能がない」となって落ち込むだけですよ。
才能とは自分の中に「必ず」眠っている
余計、混乱してきましたかね?
自分自身の中だけと言われても、何が優れているかなんて分からないじゃないか!
比較するから、優れているとか劣っているってわかるんじゃないの?
と思っているかもしれませんね。
その通りだと思います。
しかし!
人と比べるから、気持ちが振り回されるんですよ。
自分の中の軸を持てないのですよ。
世の中の大半の人が、人との「優劣」でモチベーションを維持していたりします。
これって、とても危険なんですよ。
この思考は、自分をつぶしてしまいますからね。
自分を自分として生きていくためには、自分の中の自分と対話する必要があります。
(なんだか、噛みそうですが・・・(笑))
分かりやすく言えば、他人と比較するな!ということです。
これは、才能もしかりです。
自分の中に目を向けたほうが健全だよということです。
では、自分の中にある優れていることをどうやって見つけるのかですが、これはとても単純ですよ。
ズバリ、「これをしているときがとっても楽しい、嬉しい、幸せだ~~!」というときの、「これ」のことですから。
ひとりで色んな所に旅行しているときが、とっても楽しい、嬉しい、幸せだ~~
という人は、「ひとりで旅行を楽しむ」才能があるってことです。
家族みんなのお洗濯をしているときが、とっても楽しい、嬉しい、幸せだ~~
という人は、「家族の洗濯を楽しむ」才能があるってことですよ。
「は??」ってなりましたか?
そうかもしれないですね。
才能って、そんなものじゃないと「決めつけていた」でしょうからね。
でも、冷静に考えてみて下さい。
旅行を楽しむにしても、お洗濯を楽しむにしても、当人はそれをしている時がとても楽しくて仕方がないですが、他の人は、旅行は人混みが苦手で疲れるから楽しくない、洗濯なんか面倒くさいという人も当然いるわけです。
なぜ楽しめる人と楽しめない人がいるんでしょう?
不思議ですね。
これは理屈では説明できませんよ。
楽しめる人は、楽しめるように頑張ろうと思って楽しんでいるわけではないでしょう。
自然と、何だか分からないけれど、楽しい!
これしかないはずです、理由って。
だから、自然と楽しんでいる「もの」とか「こと」は、自分を楽しませることに優れているということになり、それこそが「才能」と言えるのです。
オリンピック選手やプロ野球選手、ノーベル賞受賞者、芸術家、芸能人などなど、彼らのように一般的に才能があると思われている人たちでさえも、冷静に考えれば、「それ」をしているときが「楽しくて仕方がない」からこそ、「才能」なんです。
ですから、誰にでも、自分を「楽しませる天才」が眠っているんです。
そこに気づいていないだけなんです。
そこに気づき、それを認めていければ、誰にだって、才能はあるんです。
いかがでしょうか?
今回は、才能は、自分の中に眠っているって本当なのか?というテーマでお話してきました。
「才能」は他の人から評価されるものではありません。
自分を楽しませることの出来るものです。
人から評価される筋合いのものでもないのです。
そして、自分を楽しませることの出来る「もの」は、自然と楽しんでいるからこそ、なかなか気づけません。
ですが、あえて、そこに気づけるように、自分を見つめることで、自分は、素晴らしい才能をもっているということを自覚できることでしょう。
才能って、唯一無二のものなんですよ。
ぜひ、自分の中に眠っている才能に気づいて、誰かを助けてあげてくださいね。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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