コンサルタントが詐欺と思われてしまう理由

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こんにちは。

仙台を拠点に活動している

「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

アフィリエイトなどのネットビジネスを始めて、稼ぎたい!

 

ネット集客でクライアントを毎月安定的に獲得して、収入を安定させたい!

 

など、インターネットを利用して稼ぎたいという人は多いですね。

 

そのため、信頼のおける先生に教えてもらって稼げるようになりたいと思うのが人間の心理だと思います。

 

しかし、稼げるようになりたいと思う人の弱みに付け込んで、「お金」だけ貪る悪質なコンサルタントが多いのも事実です。

 

ただ、詐欺目的でコンサルをしている人たちは、話になりませんが、中には、詐欺行為をしていることに気づいていないコンサルも多いという事実があります。

 

自分では詐欺的なことをしているつもりがなくても、詐欺と思われてしまっているコンサルが多いのです。

 

そこで今回は、コンサルタントが詐欺と思われてしまうのはなぜなのか?その理由について、お話していこうと思います。

 

【参考記事】

高額塾やコンサルに騙された人がたどる2つの道

高額塾やコンサルを詐欺としか思えない人

高額塾やコンサルは誰のためにあるか

 

コンサルタントが詐欺と思われてしまう経緯

まず、詐欺的なことをしているコンサルタントとは、どういう人なのかを整理しておきましょう。

 

あなたは、詐欺というとどんなイメージを抱きますか?

 

”お金だけ取られて、逃げられた!”

 

”高い金額を払ったのに、中身がない、薄っぺらい、サポートがない!”

 

だいたいがこのようなイメージに落ち着くかと思います。

 

前者は、明らかに詐欺ですね。

 

最初から騙すつもりでいたのでしょう。

 

ですが、後者の場合は、少し事情が異なります。

 

後者のほうがとてもやっかいで、一概に詐欺と呼べない場合も多いのです。

 

結果的に、詐欺的なことをしてしまっているという方が正しい場合もあるのです。

 

なぜ彼らは詐欺的なことをしてしまっているのでしょうか?

 

お金が第一と考えている

ビジネスは、お金を稼ぐ、利益を出すことだと思っている人たちです。

 

このような考えの人たちは、知らず知らずのうちに、詐欺的なことをしてしまいがちです。

 

当然、ビジネスは営利目的です。

 

お金を稼がないことには、自分が生活できなくなります。

 

ボランティアではないので、収益がないことには、家族を養うこともできなくなるわけです。

 

それは、よく分かります。

 

しかし、「お金だけ」を得る目的でビジネスをすると、お金以外見えなくなる危険があります。

 

その結果、詐欺と言われてしまうことになるのです。

 

自分が出来ること以上のことを伝えている

お客様、クライアントに選んでもらうには、独自性が大切です。

 

オリジナルなその人だけしかできないような商品・サービスを提供することが価値につながります。

 

その基本は、”自分が出来ること”で商品・サービスを提供することです。

 

自分が出来ること以上のことは、結果的に出来ません。

 

いくら頑張っても、月収100万円しか稼いだことのないコンサルが、月収1,000万円稼がせますといっても、無理なのです。

 

また、実績がない人に多いことですが、いかにも、輝かしい実績があるかのように宣伝するケースも多々あります。

 

これは、自分で自分の首を絞めることになります。

 

ただ、誤解のないように言っておくと、実績がなくても起業は出来ます。

 

それは、必ずその結果を出せるという根拠をしっかり持っていれば、後付けで実績にすることも出来るからです。

 

精神論的な自信があるということではなく、結果を出せる根拠があるということですので、勘違いしないように。

 

いずれにしても、自分が出来ること以上のことは、できないのです。

 

出来ないことを出来るように言ってしまうから、その結果、詐欺と思われてしまうのです。

 

テクニックやノウハウだけに頼っている

ネットビジネスのコンサルで、意外と多いのがこのタイプの人です。

 

自分が結果を出してきたテクニックやノウハウを教えるというパターン。

 

これは、とても理にかなっているのですが、ある意味とても危険なのです。

 

テクニックやノウハウというものは、流行りものです。

 

時代遅れになったテクニックやノウハウは、使えないということにもなってしまいます。

 

そうすると、結果が出ないとなるわけですね。

 

自分がやっていた時には、結果が出ていたから、同じようにやれば結果が出ると思ってしまっています。

 

でも、通用しなくなっているということもよくある話なのです。

 

また、テクニックやノウハウに頼っているコンサルは、クライアントに押し付ける教え方をしがちです。

 

自分が出来たんだから、相手も出来るはずと、同じようにやらせようとします。

 

クライアントにあった教え方ではなく、コンサルが教えやすいように教えるということになり、やがて、両者には溝が生じてしまうことにもつながります。

 

コンサル型ビジネスは、クライアントとコンサルタントの信頼関係のもとに成り立ちます。

 

信頼関係のない状態でのコンサルは、両者を不幸にしてしまうのです。

 

テクニックやノウハウにこだわるコンサルタントは、それが今の時代にも通用するのかよく考えず、自分の思いだけを押し付けてしまいます。

 

これで結果が出ればよいのですが、ほとんどの場合、結果は出ません。

 

だから、詐欺と思われてしまうのです。

 

コンサルが詐欺と思われてしまうのはなぜか

コンサルタントが詐欺と思われてしまうには、予兆があるわけです。

 

先ほどお伝えした経緯をたどると、知らず知らずのうちに、詐欺的なことをしている可能性が高くなるのです。

 

私も含め、ぜひ気を付けたいですね。

 

では、次に、先ほどお伝えした経緯をたどると、なぜ詐欺と思われてしまうのか?

 

その理由についてお話していこうと思います。

 

ビジネスに対する勘違い

まずは、これです。

 

先ほどの「お金が第一」と考えている人でもお伝えしましたが、ビジネスはお金を稼ぐこと、利益をあげることと思っていることからくる勘違いです。

 

どこが勘違いなのか?

 

ビジネスは、Win-Winの関係でなければならないのです。

 

つまり、価値あるものと価値あるものを交換するということです。

 

お互いにとっての価値あるものを交換することこそ、ビジネスの本質です。

 

相手がどうなろうともお金さえいただければOKという考えは、Win-Winにほど遠いことが分かると思います。

 

お金をいただくからには、それに見合う、それ以上の「価値」を提供しなければならないのです。

 

自分だけが価値あるものを受け取って、相手には価値あるものを提供していないのであれば、詐欺と言われても仕方ありません。

 

ビジネスはお金儲けという刷り込みがあると、クライアントのことが見えなくなります。

 

これは、とても危険な状態ですよ。

 

出来ないことを出来ると伝えてしまう

これは、コンサル側にとって、非常にリスキーなことです。

 

やったことがなくても、出来るという確信があればまだいいのですが、全然出来る気がしないけど、契約をとるために、「出来る」と言ってしまった・・・

 

意外とこのようなコンサルは多いのではないでしょうか?

 

あたかも、経験豊富かのように伝えて、あとで、クライアントから出来るって言ってましたよね?となってしまい、「嘘つき」のレッテルを貼られてしまいます。

 

非常に残念な結果です。

 

本人は、必死なんだと思います。

 

とにかく、契約をとろうと必死で、つい、出来ないことも「出来る」と言ってしまったということは、意外と多いのではないでしょうか?

 

この場合、出来ないことは、出来ないと最初にしっかり伝えておくべきなのです。

 

出来ないことを出来るように偽っているから、問題になるのですから。

 

たとえ、出来ないと言ったとしても、契約するのは、クライアントの判断です。

 

出来ないことを理解してもらったうえで、コンサルをすれば、何の問題もないのです。

 

出来なくても、この先生のもとで学びたいと判断してくれたのですから。

 

それを、偽ってコンサルするから、後々問題になるのです。

 

詐欺と思われないようにするために

コンサルする側が、意図的に詐欺をしようとしているなら、これは犯罪なので、絶対にやめていただきたい。

 

ですが、詐欺のようなことをしているつもりはなくても、結果的に詐欺的なコンサルをしてしまっていると気づいたなら、今から改善していただきたいですね。

 

では、どうすれば、詐欺と思われないようになるのか?

 

それは、誠意をもってクライアントと接する。

 

これだけです。

 

自分がサポート出来る部分、出来ない部分を正直に伝えることも誠意ですね。

 

背伸びせず、自分が出来ることをしっかり全力でサポートする。

 

嘘偽りのない正直な心で接することです。

 

稼げないのであれば、自分の気持ちにどこか偽りがあるのかもしれません。

 

自分を必要以上に高く見せているのかもしれません。

 

選ぶ側は、コンサルタントのことをよく見ています。

 

どこか怪しいと思われたら、おしまいです。

 

大々的な宣伝は必要ありませんし、輝かしい実績をアピールする必要もありません。

 

自分という人物を正直に伝えることにフォーカスしてください。

 

自分の正直な気持ちを伝えてください。

 

着飾った自分ではなく、素のままの自分をさらけ出すことで、信頼関係がより強くなりますよ。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、コンサルタントが詐欺と思われてしまう理由についてお話してきました。

 

私もコンサルタントの端くれとして、自分自身への戒めの意味も兼ねてお伝えしました。

 

ビジネスは、お金儲けではありません。

 

価値あるものと価値あるものの交換です。

 

クライアントにとって価値あるものを提供できなければ、「詐欺的なコンサル」と呼ばれてしまいますよ。

 

高額な商品を提供するなら尚更ですね。

 

そこを勘違いしないで、しっかりクライアントの役に立てるコンサルタントとして活動できるよう願っています。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫
株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。

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