こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
ブログ記事の構成例第二弾。
今日は、「職場の人間関係に疲れた人」をターゲットに記事の構成を考えてみたいと思います。
ブログ記事は、以下の構成で考えると1本芯が通った記事が書けるようになります。
- ペルソナ設定
- 狙ったキーワード
- 記事タイトル
- 見出し
- 結論
逆に言うと、この作業を行わなければ、何を言いたいのかよく分からないという記事になってしまう危険があります。
そうならないためにも、ぜひ、ブログ記事の構成をマスターしていただければと思います。
それでは、早速はじめていきましょう。
【参考記事】
ブログは書きたいことを書くのではない?
ブログに魂を込めるから共感される
集客につながるブログ記事の書き方
ペルソナ設定
今回は、「職場の人間関係に疲れた人」がターゲットです。
ペルソナを考える時、ターゲットの24時間365日のどこを切り取るのかが大切です。
ペルソナは、1つだけではありません。
ターゲットは、1つの側面しかないわけじゃないからです。
ペルソナとは、ターゲットがどのタイミングで検索するのか?ですからね。
そこで、今回のペルソナを考えてみましょう。
「職場の人間関係に疲れた人」を仮にAさんとしましょう。
Aさんは、今どんな状況にいて、何を悩み、どうしたいと思って検索するのか?
これがブログ記事の全てのはじまりですよ。
そこで、今回は、このようなペルソナを設定してみました。
「今年から主任になって、部下も3人つくようになった。当初は、私も上司としてきちんと対応できるように頑張ってきたつもり。でも、部下の1人が私の悪口を言っているのを耳にしてしまった。かなりショックだった。一番面倒をみてきたつもりだったのに、そいつに、「無能な上司」と言われているのを聞いてしまったのだ。この部下のことを考えると、仕事が手につかないし、他の部下のことも気にかけられない。こんなにも自分はもろかったのかと悔しくてたまらない。いったい、部下とどう接したらいいのだろうか?」
これを3つに整理してみるとこうなります。
- どんな状況か?:今年から主任になって、バリバリ働こうと思っていた矢先、3人の部下のうちの1人から、「無能な上司」と言われてしまった。
- どんな悩みか?:「無能な上司」と言われてしまったことで、自信をなくしている。部下との接し方をどうすればいいのか分からない
- どうしたいのか?:悪口を言った部下とどう接すればいいのかを知りたい
こんなところですね。
では、次に、このペルソナをもとに、どんなキーワードを打ち込むのでしょうか?
狙ったキーワード
狙ったキーワードとは、ペルソナが、GoogleやYahoo!の検索窓に、何て打ち込むのかを考えるところです。
「狙った」とつけているのは、自分で検索してみるときに、このキーワードで当該記事が検索されるのかを確認するためです。
「この記事は、どんなキーワードで検索されることを想定していますか?」と尋ねると、「?」となる人がけっこういます。
これでは、到底、見込み客を呼び込むブログ記事は書けません。
狙うからこそ、来てくれるようになるのですから。
そのための、「狙ったキーワード」ですよ。
ということで、今回の場合は、以下を考えてみました。
ペルソナは、悪口を言った部下とどう接したらいいのか、その方法を知りたいわけですから。
「上司の悪口 言った部下 接し方」
さらに言えば、「上司 悪口 言う 部下 接し方」です。
これは5語の複合キーワードになります。
これは、そのまま、記事タイトルになりそうですよね?
そのレベルでキーワードを考えてみると、軸として1本筋が通りやすくなります。
記事タイトル
ということで、今回の記事タイトルは、こうなります。
「上司の悪口を言う部下との接し方」
狙ったキーワードのままですよね?(笑)
それが見込み客を呼び込むコツですよ。
本当に困っている人、悩みが深い人は、関連キーワードで検索することはほとんどありません。
どちらかと言えば、感情そのままに、「なんとかしたいんだー」という気持ちから打ち込むことが多いのです。
だからこそ、そのままの形で検索窓に打ち込む可能性が高くなるのです。
この悩みを持っている人には、ドンピシャな印象を与えます。
そのためには、いかにペルソナを明確に設定するかなのです。
見出し
見出しは、前半と後半に分けるイメージで十分です。
- 前半:なぜ部下は上司の悪口をいうのか?
- 後半:上司の悪口を言う部下とはこう接する
このような見出しにすることで、いきなり、結論を言うのではなく、いったん、何で悪口を言われてしまうのか?というところに目を向けることで、客観的に、部下はどう思っているのかということに気づくきっかけを与えることが出来ます。
見出しを前半、後半にするのは、いきなり結論を言うのではなく、まずは、その前に知っておいてほしい前提条件を書くことで、様々な気づきを得ることができます。
そのために、前半は、前提条件、後半は、結論とするのが、共感を得やすく、読んでもらいやすくなります。
あとは、さらに細かくしたい場合は、見出し3、見出し4を使っていけば、よりしっかりしたブログになっていきますよ。
結論
以上の流れで、ペルソナがどうしたいのかを助けるための骨格が出来上がりました。
その最後の仕上げが、この結論です。
今回の場合ですと、こんな感じの結論にしてみました。
「上司の悪口を部下が言うのは、よくある話でもあります。まず、言われる立場になったのだなと受け入れることが大事です。そのうえで、どんなことをきっかけに悪口を言っているのか、その原因が自分にあるのかどうかを振り返ってみることも、部下と接するうえで大事なことですよ。そして、気づいた事があれば、そこを改善していく姿勢を見せれば、悪口ではなく、いつかは、あなたをほめてくれるようになるかもしれないのですから。」
こんな感じでまとめてみました。
結論は、書き手によって様々だと思います。
ここに熱を入れることで、共感してくれたり、感動してくれたりするようにもなります。
そうなると、ファンになってくれるようにもなりますよ。
あと大事なのことは、もし、どうしても部下との接し方が分からない、相談したいということであれば、いつでもご相談くださいね。
などと、行動を促すことも忘れずに!
これで、お問合せやメルマガ登録、商品の購入への導線が出来るようになるのでね。
いかがでしょうか?
今回は、「職場の人間関係に疲れた人」をターゲットに、ブログ記事の構成を考えてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
そして、しっかり見込み客を呼び込むブログを書けるようになりたいという方には、こちらをご用意していますので、ぜひお申込みお待ちしています。
⇒SEO対策「見込み客を呼び込む記事の書き方」
また、このようなターゲットの場合はどうなりますか?というリクエストなどもいただけたら、随時取り上げていきたいと思いますので、以下のお問合せフォームからお願いします。
⇒記事構成のお問合せはこちら
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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