こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
稼げていないコーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方が悩んでいることの1つに、「差別化出来ない」ということがあります。
差別化出来ないから、その他大勢になってしまい、埋もれてしまう。
だから、稼げない・・・。
このようになっているわけです。
ですので、このようになっている人たちは、「ライバルとどのように差別化をすればいいのか分からない」、「そもそも、自分には、ライバルに勝てるスキルなんてないから、差別化したくても出来ない」。
と悩んでいるのです。
勘違いしないでいただきたいですが、ライバルと差別化する目的は、ライバルに勝つことではなく、ライバルとは違う「売り」をお客様に示すことです。
つまり、「自分をブランド化」することです。
【関連記事】自分をブランディングする意味
ライバルの商品が素晴らしくて、自分にはとうてい真似できない。
自分がやけにちっぽけに見えてきて、悲しい・・・。
ほとんどの人がこのように考えてしまいますが、これは、「勝つこと」を考えているからこうなるわけです。
ライバルに勝つ必要はないのですよ!
ライバルとは違う「何か」をすればいいだけなのですから。
そこで今回は、ライバルとどのように差別化すればいいのか分からないという人に向けて、差別化するための3つの考え方についてお話していこうと思います。
【参考記事】
自分をブランディングする意味
自分の魅力を最大限発揮する価値の上げ方
ターゲットの悩みの需要を知る方法
目次
ライバルと差別化する理由
多くの稼げていない起業家の特徴は、お客様から選ばれていないということが挙げられます。
「あなたにぜひお願いしたいんです!」
とならないから、その他大勢に埋もれてしまい、選んでもらえないということになっているのです。
稼げるようになるには、自分が何者なのかをお客様にまずは知ってもらい、そのうえで、選んでもらう必要があります。
つまり、お客様に、
- 認知してもらい
- 選んでもらう
この2つを実現することで、お客様との契約ができるようになるのです。
しかし、多くの稼げていない起業家は、なぜか、「選んでもらうこと」よりも「認知してもらう」ことに全神経を集中させてしまっているように思います。
自分が何者なのかを知ってもらうことだけに夢中になり、「選んでもらう」ことが抜けてしまっているのです。
これが、集客だけ学んでも稼げない理由です。
稼げるようになるには、お客様に「選んでもらう」ことも必要なのです。
そして、この「選んでもらう」ためにすることが、「差別化」です。
差別化は、お客様自身が悩みを解決するために「こんなのがあったらいいなぁ」という部分にフォーカスしたものになります。
ライバルとは違う部分を提供することで、「あっ、こっちのこれがいい!」となりますね。
洋服でも、モノトーンが好きだというお客様は、モノトーン専門店にとても興味を持つと思います。
カラーも豊富に揃っているライバル店よりも、モノクロの洋服だけを扱っているブティックのほうで買いたいと思うわけです。
これが差別化です。
この場合、ライバル店と違う売りは、「モノクロにこだわる」ということです。
ブティックを経営している人が10人いれば、10人それぞれに他とは違う「売り」や「こだわり」があります。
そして、お客様も10人いれば、10人が同じお店を選ぶということはありません。
10人それぞれが好みや考え方が違うからですね。
だからこそ、そうしたお客様の好みや考え方に合わせて、自分の「売り」を考えればいいのです。
そうすることで、そこに、共感してくれる人が集まってくるようになるのですから。
つまり、ライバルと差別化する理由は、お客様に選んでもらうためということなのです。
差別化する3つの考え方
そうは言っても、自分の「売り」ってよく分からないし、ライバルが凄すぎて、それだけで圧倒されてしまう。
という人も多いですね。
ですが、安心してください。
誰にでも、「売り」はあります。
気づかないだけなのですからね。
では、どうしたら差別化出来る「売り」を見つけられるのでしょうか?
ここでは、そのヒントとなる考え方を3つお伝えしていきましょう。
差別化の考え方1.自分に出来てライバルには出来ないことで差別化する
一番分かりやすい考え方だと思います。
それが、「自分に出来て、ライバルには出来ないこと」。
これが何かを考えることで、差別化できるようになります。
例えば、Webデザイナーを例にしてみます。
ホームページ制作などを行っているWebデザイナーは多いと思います。
ライバルたちは、デザインセンスもよく、PhotoshopやIllustratorのような難解なツールも自在に操作して、かなりハイレベルなサイトを作れる人がたくさんいます。
個人はもとより、企業への導入も多数あり、実績も豊富な人たちがたくさんいます。
ライバルたちは強力です。
こんなライバルがうようよいるところに、初心者であるWebデザイナーが参入してもやっていけるのでしょうか?
ライバルたちと、どう差別化していけばよいのでしょうか?
その1つの考え方が、「自分に出来て、ライバルには出来ないことで差別化する」です。
または、「ライバルがしないことを自分がやることで差別化する」でも同じです。
差別化は、ライバルたちに勝つことではありません。
ライバルたちとは違う「売り」を提供することです。
ですので、「自分が出来ることの範囲で、ライバルが出来ないことを探す」もしくは、「ライバルたちがやらないことを自分がやる」ということで、「売り」が見つかるのです。
自分が出来ることを挙げて、ライバルたちが出来ないこと、やっていないことを探していけば、自分の「売り」を見つけることが出来ると思います。
例えば、ライバルのWebデザイナーたちは、ハイクオリティなサイト制作は出来るけど、オリジナルキャラクター制作は出来ない、あるいはやっているところが少ないと分かれば、オリジナルキャラクター制作が好きな人であれば、これで差別化できると思います。
また、アプリ制作が得意、プログラミングが得意という人も、ライバルが出来ない、やっていない部分を自分の「売り」にすれば、新規参入であっても、十分差別化出来るようになります。
そうすることで、「あぁ、こっちのこれがいい」と、それをほしいと思っているお客様から選んでもらえるようになっていくのです。
差別化の考え方2.誰にも負けない自信があるもので差別化する
次は、「誰にも負けない自信があるもので差別化する」です。
つまり、誰にも譲れないこだわりで差別化するという考え方です。
技術的なものだけではなく、教材のカリキュラムや教え方、思考やサポートに至るまで、ここは譲れないというところを「売り」にするということです。
例えば、「月収100万円稼ぐ講座」という商品があったとき、月収100万円稼がせる方法は、最低限学べてしかるべきものです。
ですから、それは差別化にはなりません。
差別化をするには、月収100万円稼ぐための道のりにおいて、何がライバルと違うのかです。
例えば、3カ月で達成というような期間を売りにするのか、どこよりも安くと低価格を売りにするのか、あるいは、達成するまで無償サポートを売りにするのかなどです。
どこよりも早く稼げるようにしてあげたいということにこだわる人は、期間を売りにするでしょうし、お金に困っている人を助けたいということにこだわる人であれば、低価格を売りにするかもしれません。
ちなみに、私は、クライアントがお客様を獲得できるまでの無償サポートを「売り」にしています。
「ゼロからイチを達成する」ことにこだわるため、私のクライアントがお客様を獲得できるまで、6カ月が過ぎても無償サポートしていくことを「売り」にしているのです。
ゼロからイチを生み出す苦労は身に染みて分かっていますし、ビジネスで一番難しいところだと分かっているので、そこを一緒に乗り越えることにこだわっているのです。
この思いは、誰にも負けない自信がありますよ。
差別化の考え方3.何もないと思うなら誰にも負けないくらいにサポートする
そして最後は、「何もないと思うなら誰にも負けないくらいにサポートする」です。
結局、自分には差別化できるような売りなんてない!
という人もいると思います。
実際にはそんなことはないのですが、それでも、自分にはない!と言い張るのなら、この3番目の考え方がおすすめです。
何もないというのなら、とにかくライバルと同じであったとしても、ライバルよりも熱意をもてばいいということです。
つまり、ライバルにも負けない情熱を「差別化」とするのです。
これも立派な差別化です。
例えば、ライバルが月に2回のサポートしかしないのなら、月に3回でも4回でもすればいいですし、個別セッションをしていないのであれば、個別のマンツーマンセッションをすればいいのです。
ライバルがやっていること以上をやることで、その情熱を伝えることが出来ます。
つまりは、ライバルよりも「手厚いサポート」をするということです。
いかがでしょうか?
今回は、ライバルと差別化するための3つの考え方についてお話してきました。
自分は出来て、ライバルは出来ないことって、意外とたくさんあります。
気づかないだけです。
また、ライバルと差別化するときの最大のポイントは、ライバルとは違う「売り」を価値として自分が認めてあげることです。
自分の「売り」が、お客様に高い価値を与えているということを自分が認めることです。
そうすることで、選ばれる起業家になっていくのですからね。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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