こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
私のところに来られる方で、「村上さんのブログ記事はとても長いのですが、短いほうがいいと思うのですが、どうなのでしょう?」
という相談を受けることがたまにあります。
理由としては、「長いと途中で面倒くさくなって読まれない」ということだそうですが、あなたはどう思いますか?
確かに、短く端的に文章をまとめて伝えたほうが、読んでもらいやすいのかもしれません。
長くだらだらと書かれていても、読む気がなくなりますからね。
私の見解は、短くても長くても、どちらでもよいと思っています。
ですが、「楽をしたいから短く書く」という考えで短くしたほうが良いと思っているのなら、見当違いをしていますよ。
そうではなく、しっかりした根拠を持ちながら短く書いたり、長く書くなら、どちらでもよいと思います。
そこで今回は、ブログ記事は短くしたほうがよいのか?長くしたほうがよいのか?どちらがよいのかについてお話していこうと思います。
【参考記事】
目次
ブログ記事で優先すべきもの
まず最初に、ブログ記事で優先させるものについてお話していきましょう。
私は、ブログ記事を書く場合、これまでにも最低1000文字は書くようにとお伝えしています。
理想は、2000文字以上です。
だとすると、優先すべきは、「文字数」でしょうか?
いいえ、文字数ではありません。
では、何を優先すべきなのでしょうか?
優先すべきもの1.検索者の悩みに対する答え
優先すべきは、「検索者の悩みの答え」です。
文字数ではありません。
文字数を意識してしまうと、言いたいことからズレていく可能性があります。
ですから、文字数を意識せず、まずは、検索してきた人の悩みを解決することを優先させるべきと私は考えます。
つまり、この記事で「自分が伝えたいこと」を優先すべきということです。
別な言い方をすれば、「結論や主張」ですね。
検索者が悩みをなんとかしたいと思って、検索する場合、解決に結び付く答えやヒントがほしいのです。
長い文章、短い文章であることなど、全く意識していないはずです。
自分の悩みを解決できる糸口が見つけられる記事なのかどうかが、その人にとっては大事なことだからです。
ですが、多くのブログ記事は、悩みの答えではなく、書き手の思いだけしか書かれていなくて、結局何を言いたいのか分からないとなっているケースが多いのです。
優先すべきもの2.検索者に満足してもらえるかどうか
そして、検索者の悩みの答えを優先させるだけではなく、「満足してもらえるか?」という視点も優先すべきこととして挙げられます。
悩みを解決するための答えが書かれていても、その答えに対する疑問が湧いてくるかもしれませんね。
ですから、答えを導き出した経緯や、根拠、理由がないと、なぜそうなの?という疑問が残ってしまいます。
そうすると、検索者は、すぐ離脱してしまうのです。
「この記事、よくわからない」ということになってしまい、とてももったいないことになりますね。
ただ、勘違いしないでいただきたいのは、万人に受ける答えを書く必要はないということです。
それは、そもそも不可能なことですから。
そうではなく、自分の答えをしっかり根拠に基づいて提供してあげるということです。
それによって、共感してくれる人、共感してくれない人に分かれます。
それはそれでいいのです。
共感してくれない人は、そもそもお客様にはならない人なのですから。
ブログ集客で大事なのは、共感してくれる人に徹底的に寄り添うことです。
なぜなら、共感してくれる人が、やがて将来のお客様になってくれるのですから。
ブログ記事における「文字数」の論点
ブログ記事において優先すべきことを2つ挙げてきました。
これら優先すべきことを踏まえて記事を書くことが大事です。
ですから、そもそも「文字数」で論ずることは、本質からズレていると思いませんか?
結果的に、文字数はある数字に落ち着くというだけなのですから。
文字数が多いという根拠
私のブログ記事は、平均すると3000~5000文字になります。
私のクライアントにも、このくらいの文字数を目指してもらっています。
私は、これまで1000文字以上、100記事を目安にブログを書いてくださいということをお伝えしています。
この根拠は、Google検索で、上位表示される記事が出始めるからです。
つまり、Googleからの評価が安定してくるからです。
1000文字と言っているのは、初心者に向けての数字です。
ですが、私のクライアントは、すぐ2000文字以上は書けるようになります。
話を戻します。
私が3000~5000文字書いているというのは、この数字を目標に書いているからではありません。
ブログ記事で優先すべきことを踏まえて書くと、このくらいになるということです。
短くても、悩みに対する答え、答えの根拠が1000文字未満で書けるのなら、それはそれでいいと思います。
しかし、私の記事の文字数が長いのには、もうひとつ理由があるのです。
それは、「深い悩みの人に、より詳しく伝えたい」からなのです。
短い文章のメリットは、読まれやすいということだけではありません。
時間を短縮するという点もありますね。
会社のプレゼン資料など、短く端的にまとめるという技術は、ビジネスマンにとって、習得したいスキルの一つだと思います。
それは、限られた時間の中で、いかに効率的に相手を説得できるか納得させられるのか?というところが主目的にあるからこそです。
ですから、このようなケースにおいては、長い文章よりも、短い文章で伝えたほうが効果的なのです。
しかし、ブログ記事は、必ずしもそうではありません。
時間はあるけど、悩みの渦中にいて、ずっと苦しんでいる人はたくさんいます。
その人たちは、何を望んでいるのか?です。
文字数が短いということは、淡白な印象を与えかねません。
深く悩んでいる人は、淡白な答えよりも、深く寄り添ってくれるような答えを求めていると私は思うのです。
そのために、私の場合は、必然的に、文字数が長くなるのです。
自分のことかも?と思ってもらえるような内容で、深くその人に寄り添える記事であれば、書き手の考え、人柄も伝えられると思うからです。
それに共感してくれれば、読み手は、「この人に助けてもらいたい」となっていくのだと思います。
単なる情報を伝えるというだけなら、文字数が短くてもいいと思いますが、深い悩みを解決したいと思っている人にとっては、単なる情報だけでは、心に突き刺さらないのです。
文字数は短いほうがよいのか長いほうがよいのか?
記事の文字数が短いほうが読まれやすいと指導しているコンサルもけっこういるようですね。
ブログは、簡潔に伝えたいことだけ短く伝える!
こういう指導ですね。
「長い記事を書いても全然読まれないんです。」
という人もいます。
ですが、それは大きな誤解です。
長いから読まれないのではなく、短いから読まれるわけではありません。
長くても読まれるものは読まれますし、短くても読まれないケースはたくさんあります。
アメブロで、自分のイベントやキャンペーン、セミナーの告知などを頻繁にしているのを見かけますが、この場合は、確かに短めに書いたほうがよいのかもしれません。
ですが、それは、本当に検索者に役立つ内容なのか?といつも疑問に思います。
ブログの役割は、自分の宣伝活動のためとしか思ってないなら、危険信号ですよ。
検索者が検索する理由、目的をしっかり考えながら、ブログ記事を書くようにしてください。
イベント情報がほしいと思っている検索者なら、イベント情報でもよいと思いますが、そうではないのなら、イベント情報の告知などが邪魔になって、あなたのブログが読まれないことになっているかもしれませんよ。
つまりは、読み手、検索者がどういう背景で、どういう目的で、どういう結果を望んで検索してくるのかが、記事を書く、われわれ書き手は、しっかり考えないといけません。
そのうえで、短く書くなら短くてもOKですし、長くがっちり書きたいなら長くてもOKですよ。
つまりは、端的に伝えたほうが良いケースなら短くてもいいと思いますし、詳しく寄り添った内容を伝えたいなら、必然的に長くなるはずです。
どちらがよいのかは、結局は、ケースバイケースということになります。
いかがでしょうか?
今回は、ブログ記事は短く書いたほうがよいのか?長く書いたほうがよいのか?どちらがよいのかについてお伝えしてきました。
文字数よりもまずは、優先すべきことを優先させて記事を書いてみてください。
その結果、文字数がどのくらいなのかを見てみたらよいかと思います。
思ったよりも、長く書けているかもしれませんよ。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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