こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
稼げていないコーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方が、ブログ集客で疑問に思うこと。
それは、ブログへのアクセスが、思ったほど上がらないということではないでしょうか?
ブログを100記事も書けば、アクセスがバンバン来て、稼げると思っていたのに・・・
実態は、アクセスがいまだに1日に0~10PV・・・
いったいどうしてなの?
あなたはどうでしょうか?
実際に、このようなお問い合わせが私のところによく来ます。
で、診断してみると、だいたいが「無料ブログ」を使っていたということが多いです。
WordPressではなく、ブログサービスのブログです。
無料ブログとは、アメブロをはじめとして、はてなブログ、ライブドアブログ、FC2ブログ、シーザーブログ、SONET、楽天ブログ、A8ブログなどなど。
無料でブログを運営できるサービスを利用して、ブログ記事を投稿するというものです。
ではなぜ、無料ブログだとアクセスがあまり来ないのでしょうか?
専門的に言うと、SEOに弱いのでしょうか?
それは、ドメインというものに謎が隠されているのです。
そこで今回は、無料ブログがなぜSEOに弱いのか?その理由についてお話していこうと思います。
【参考記事】
アメブロが検索結果で上位表示出来ない理由
アメブロで集客できない本当の理由
アメブロやSNS集客より、なぜワードプレス集客?
目次
なぜ、無料ブログはSEOに弱いのかの前に
今回は、結論からズバリお伝えします。
なぜ、無料ブログはSEOに弱いのか?
その理由は、ズバリ!
「独自ドメインじゃないから」です!
はあ~??
ですかね?(汗)
でも、最終的な結論はこれに尽きるのです。
では、それを紐解きながら進めていきますね。
独自ドメインとは何か?
独自ドメインというのは、まぎれもなく、世界で唯一のドメインで。
同じものは、この世に2つとありません。
全世界でたった1つの名前が、独自ドメインというものです。
ドメインというのは、「〇〇.com」とか「△△.jp」のような形式のものとなります。
このドメインというのは、ブログシステムを格納しておく、サーバーの場所を特定するものです。
本来サーバーの場所を示すものは、IPアドレスと呼ばれる住所のようなもので管理されます。
「111.222.333.444」というような数字のかたまりがIPアドレスというものです。
ですが、このIPアドレスだと、数字の羅列なので、覚えづらく分かりづらいということから、それに名前を付けようとなったのです。
その名前こそが、「ドメイン」というものなのです。
名前だと、イメージから連想しやすいですし、覚えやすいですよね。
実際、ドメインとIPアドレスを変換してくれるサーバーもあるのですよ。
ネームサーバーと呼ばれるものです。
このサーバーによって、ドメインとIPアドレスが変換されて、指定のサーバーにたどり着くことが出来るわけです。
このようなイメージです。
ドメイン「xxx.com」
↓
ネームサーバー
↓
IPアドレス「111.222.333.444」
この仕組みによって、われわれは、ドメインだけを意識すればよくなり、実際のサーバーの場所を気にしなくてもいいことになるのです。
あとは、ネームサーバーが勝手にサーバーの場所を特定してくれるのでね。
ということで、ドメインというのは、サーバーの場所を特定するためのものになります。
ですので、「独自」ドメインというのが、世界でたった1つの名前ということになるのです。
同じドメイン名だと、ネームサーバーも変換しようがないのですから。(笑)
独自ドメイン以外のドメインとは何か?
独自ドメインについては、イメージがつきましたか?
じゃあ、今度は、独自ドメインがあるなら、独自ドメイン以外のドメインもあるのか?と思いますよね?
実は、あるんです。
独自ドメイン以外のドメインは、あるんですよ。(笑)
それが、「サブドメイン」です。
また似たようなものとして「サブディレクトリ」というものもあります。
これらは、独自ドメインと何が違うのでしょう?
その構造はこうなっているのです。
- 独自ドメイン(dokuji.com)
- サブドメイン(sub.dokuji.com)
- サブディレクトリ(dokuji.com/sub/)
分かりますか?
サブドメインもサブディレクトリにも、独自ドメインと同じドメインが入っていますよね?
サブドメインは、独自ドメインの前に名前があり、サブディレクトリは、独自ドメインの後ろに名前がありますね。
そうなんです。
独自ドメイン配下のドメインというのが、サブドメインであり、サブディレクトリというものになります。
ここ、とても重要ですよ!
試験に出ますよ!(笑)
実は、WordPressブログと無料ブログのアクセスの謎は、この独自ドメインとサブドメイン・サブディレクトリとの関係に隠されているのです。
独自ドメインと、サブドメイン・サブディレクトリを説明するときに、二世帯住宅を想像すると分かりやすいと思います。
まず独自ドメインは、完全な二世帯住宅全体を表しています。
玄関が2つあって、親世帯と子世帯がそれぞれ別々に住んでいる二世帯住宅全体のイメージです。
サブドメインは、親世帯、子世帯の住居のイメージです。
完全な二世帯住宅なので、親世帯の住居から子世帯の住居へ移動する際は、玄関から出ないと移動出来ません。
部屋から部屋への移動が出来ない状態ですよね。
これが、サブドメインです。
そして、サブディレクトリは、親世帯、子世帯の各部屋を表しています。
親世帯から子世帯は、玄関を介さないと移動出来ませんが、親世帯の中の部屋移動は簡単に出来ますね。子世帯もしかりで。
ただ、それだと誰でも簡単に入れてしまうので、プライバシーがないですね。
なので、鍵付きの部屋というイメージがよりあっていると思います。
こんなイメージです。
無料ブログはどのドメインか?
どうでしょうか?
もしかして、イメージがついてきた方もいらっしゃるかもしれませんね。
独自ドメイン、サブドメイン、そしてサブディレクトリ。
ドメインは、ドメイン的なものも含めて大きく3つあります。
ブログは、この3つのうち、いずれかを使って運用されています。
では、この3つのうち、無料ブログは、どれを使っているでしょうか?
実は・・・
そう!
サブディレクトリなのです。
「dokuji.com/sub/」という親世帯、子世帯の各部屋と言った部分のところです。
独自ドメインと比べると、かなり規模が小さいのが分かると思います。
で、無料ブログがSEOに弱い理由って?
ブログは、ドメインで管理されています。
独自ドメイン、サブドメイン、そしてサブディレクトリ。
この3つのいずれかが使われます。
WordPressのブログは、独自ドメインです。
二世帯住宅全体です。
サブドメインを使ったブログは、独自ドメインのブログをカテゴリ別に分けてブログを運営したいという場合に使います。
例えば、マイナビなどが有名ですが、マイナビというのが独自ドメインで、その配下にある「就活」、「転職」、「バイト」などは、サブディレクトリで構築されています。
一方、サブディレクトリは、無料ブログで使われている典型例です。
アメブロであれば、
「ameblo.jp/murakami」
というように、独自ドメインである「ameblo.jp」配下に各ユーザーのサブディレクトリが作られています。
で、なぜ、サブディレクトリがSEOに弱いのかですが、実は、Googleが検索候補としてエントリーする記事が、独自ドメインを優先しているからなのです。
アメブロですと、「ameblo.jp」の中の全記事を対象とするということです。
例えば、「40代 起業」というキーワードで記事を紐付けようとしたとき、どの記事をGoogleが採用するのかは、このような仕組みになっていると言われています。
実は、Google検索では、同一独自ドメイン内で、採用される記事は3記事が目安だと言われています。
ですので、私のブログとアメブロユーザーを比較した場合、対象とされる記事の数が全然違うことが分かると思います。
それを示しているのが、以下となります。
独自ドメイン「behind-win.jp」(記事1~5までで3記事までが採用される)
- 記事1.「40代から起業しよう」(これが採用)
- 記事2.「40代の起業はリスクが伴う」(これが採用)
- 記事3.「40代から起業した事例」(これが採用)
- 記事4.「40代からでも間に合う起業法」
- 記事5.「40代は起業すべきか?」
独自ドメイン「ameblo.jp」(AさんからCさんの中から3記事までが採用される)
ユーザーAさんのブログ「ameblo.jp/userA」
- 記事1.「40代から起業しよう」(これが採用)
- 記事2.「40代の起業はリスクが伴う」(これが採用)
- 記事3.「40代から起業した事例」(これが採用)
- 記事4.「40代からでも間に合う起業法」
- 記事5.「40代は起業すべきか?」
ユーザーBさんのブログ「ameblo.jp/userB」
- 記事1.「40代から起業しよう」
- 記事2.「40代の起業はリスクが伴う」
- 記事3.「40代から起業した事例」
- 記事4.「40代からでも間に合う起業法」
- 記事5.「40代は起業すべきか?」
ユーザーCさんのブログ「ameblo.jp/userC」
- 記事1.「40代から起業しよう」
- 記事2.「40代の起業はリスクが伴う」
- 記事3.「40代から起業した事例」
- 記事4.「40代からでも間に合う起業法」
- 記事5.「40代は起業すべきか?」
この例で示しているのは、私の「behind-win.jp」は、全記事の中から3記事が採用されていますが、アメブロユーザーにおいては、ユーザーAさんの記事しか採用されていないということです。
ユーザーBさん、ユーザーCさんが、いくら「40代 起業」という記事を書いても上位表示されない、というか、検索結果にも出てこないという可能性すらあります。
無料ブログが使っているサブディレクトリというのは、親元の独自ドメインだけが力がありますが、そこにぶらさがる各ユーザーへのSEOは、考慮されていません。
ですから、ブログ集客をしようと思うのなら、無料ブログではなく、しっかり独自ドメインを取得して、WordPressで運営したほうが早く結果が出ますし、張り合いもあります。
無料ブログでは、いくら頑張っても日の目を見ないことは普通に起こるのですからね。
いかがでしょうか?
今回は、無料ブログがSEOに弱い理由についてお話してきました。
無料ブログで100記事、200記事書いてもアクセスがないと嘆く人は多いと思いますが、ビジネスにブログを活用するのなら、はっきりいって、「無料」のものに頼るのは避けたほうがいいですよ。
無料は、あくまで無料なのですから。
自分は無料で、お客様からお金をいただこうとすること自体に、無理がありますよ。
そこに気づいたのなら、ぜひ、今からでも、無料ブログではなく、WordPressブログにチャレンジしてほしいですね。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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