こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
起業塾やコンサルでは、よく自分の強みを発見しようというワークをします。
ポジショニングを決めるうえで、とても重要なことですね。
自分も気づかないことが、ワークを通して知ることができたりして、自分の可能性にワクワクしたりします。
私のコンサルサポートでも同じようなことをしています。
クライアントさんたちも、ワークをやっていくうちに、自分にはこんな可能性があるのかと感動してくれたりもします。
その瞬間に出会えると、この仕事をやっていてよかったなと改めて思います。
自分の強みを知ることは、とても重要ですからね。
ですが、意外と見落とされがちなことがあります。
それは、自分の「弱み」を発見するということ。
発見というよりは、弱みに向き合うといったほうが正しいかもしれません。
ほとんどの塾やコンサルは、「強み」発見に力を入れていますが、「弱み」をクローズアップすることはあまりありません。
なぜでしょうか?
それは、「弱み」よりも「強み」が大事だと考えているからだと思います。
でも私は、「弱み」こそが「強み」になりうるものだとも思っています。
よく「弱み」を克服するよりも、「強み」を磨こうという話を聞きます。
これはこれでその通りだと思います。
ですが、弱みも強みも実は、同じだともいえるのです。
これは捉え方の問題です。
自分では弱みと思っていることが、他の人から見たら、それは「強み」なんじゃないの?ということがよくあるからです。
ですから、弱みも強みも捉え方次第で、どちらにもなると言えるのだと私は思います。
そこで今回は、自分の弱みを克服する方法をテーマにしてお届けしますが、これは、強みを発見することにもつながるということをお伝えしたいと思います。
【参考記事】
史上最高の自分のつくりかた
ビジネスチャンスは自分の中にある
自分の魅力を最大限発揮する価値の上げ方
自分の「弱み」を発見する意義
自分の弱みは、人に知られたくないと思っていませんか?
無能な人間だと思われたくない、嫌われたくない、笑われたくない、失敗したくないなどの理由から弱みを見せないように努力します。
でも、「弱み」と思っているのは、自分だけかもしれないのですよ?
弱みは強み。
強みは弱み。
不思議なものですが、どちらも同じものだったりします。
例えば、引っ込み思案で、人と会話するのが苦手だという人がいたとします。
本人は、引っ込み思案なところが、「弱み」だと思っています。
この弱みを克服できれば、みんなとワイワイ楽しめるのにと思っているかもしれませんね。
ですが、なぜ、引っ込み思案なところが弱みになるのでしょうか?
逆に見れば、物事を俯瞰して冷静な判断ができる人かもしれないのに。
引っ込み思案で人と会話するのは苦手でも、リーダーシップを発揮して、チームをまとめている人はたくさんいます。
その人たちは、「引っ込み思案で人と会話するのは苦手」というところを「弱み」と思っているのでしょうか?
逆に「強み」だと思っていると思いますよ。
理由は、人と会話するのが苦手だからこそ、同じように人と会話するのが苦手な人の気持ちが分かると思います。
自分も苦労しているからこそ、そういう人たちの味方になれたりします。
だとしたら、「引っ込み思案で人との会話が苦手」なことが「強み」に思えてきませんか?
チームをまとめていくうで、とても強みとなることだと私は思います。
このリーダーたちは、弱みを克服したのでしょうか?
答えは、Noですよ。
克服したのではなく、捉え方を変えただけ。
それを克服と言うのなら、克服したのかもしれません。
しかし、引っ込み思案を積極的な性格に変えることをしたとか、誰とでも会話が出来るように鍛えたとか、そういうことではありません。
そういうことをしても、本質は変わりません。
無理なものは無理だし、苦手なものは苦手なのですから。
一般的に言われている克服というのは、つらい試練のようなものです。
そんなつらいことをしなくても、簡単に克服できる方法があるのに・・・。
それが、捉え方を変えるということですよ。
これだけで、克服できるのですから。
だからこそ、「弱み」を見つけ、その捉え方を変える。
それこそが、自分の強みを発見することにつながるのです。
自分の弱みを克服するには
ですから、自分の弱みを克服する方法は、積極的な性格に変えるとか、誰とでも会話できるようにするワークをすることではないのです。
克服する方法というと、直接的に、出来ないことを出来るようにすることだと考えがちです。
ですが、それは、とてもつらいことなのですよ。
元来、一人で静かに過ごしたいと思っている人は、大勢でワイワイやるのが苦手だと思っていることが多いと思います。
私もその一人です。
これを無理やり、大勢の中に突っ込んで、誰とでも話せるように頑張れ!と言ったところで、苦しいだけです。
こんな方法で克服できるわけもありません。
ですから、直接的に出来ないことを出来るように無理やりやらせたところでうまくいかないのです。
それと、弱みと思っていると、それにふたをしてしまいます。
弱みもその人の独自性なのに、それを殺してしまうのです。
つまり、その人らしさを失ってしまうということにもなってしまいます。
ですから、弱みを克服するといっても、直接的にするのではなく、捉え方を変えるのです。
そして、捉え方を変えることによって、「弱み」が「強み」へと変わっていきます。
人付き合いが苦手、人見知りというのは、弱みと捉えれば「弱み」です。
しかし、捉え方を変えて、大勢ではなく、特定の人と深く関われることが得意とも言えます。
これは、周りから見たら、信頼できそうだとか、誠実そうだとか、芯がしっかりしてそうとか、そういう風なイメージに映ります。
それって、「強み」ではないですか?
それでいいのではないでしょうか?
世の中で成功している人たちは、みんな人付き合いが得意で誰とでも仲良くなれる人というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
人見知りだという人は、かなりいます。
私もその一人です。
ですが、それでいいのです。
その人見知りを「弱み」と思っていないからです。
むしろ、「強み」と思っているほどです。
付き合うべき人を見極める力があるともいえるのです。
人見知りとは、人を見て、人を知るということですから。
これが出来るのが、人見知りの人ですよ。
そのように、捉えれば、弱みは強みと思えてきませんか?
弱みを隠そうとするから、仕事も人生もうまくいかないのです。
起業においても、そうですよ。
人には、強みもあれば、弱みもあります。
ですが、それは、あくまで主観的なものです。
客観的なものではありません。
自分が弱みと思えば弱みだし、強みと思えば強みだということです。
逆に言えば、人には弱みはないともいえるのですよ。
自分では弱みと思っていることであっても、それすらも、「強み」なんだよということです。
全ては、いかに捉えるかですから。
いかがでしょうか?
今回は、自分の弱みを克服する方法というテーマでお届けしました。
自分の弱みを弱みと思っていると、劣等感の塊になっていきます。
そうすると、誰かを責めたり、自責の念に駆られたり、人生を楽しむことも難しくなります。
ですが、弱みと思っていたことが、実は考え方しだいで「強み」になると思えれば、自分をさらけだすことにもなります。
それこそが、本当の強みですよ。
人には、本当は、弱みなんかないんです。
ただ単に、自分が勝手に「弱み」と思い込んでいるだけです。
劣等感を感じているだけです。
そうではなく、弱みなんかない、弱みも自分だと思えれば、弱みはなくなっていきます。
ですから、どんな自分も受け入れてくださいね。
これこそが、自分の弱みを克服する唯一の方法ですから。
そう私は信じています。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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