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起業家として初心者目線を忘れないことが大事

 

こんにちは。

仙台を拠点に活動している

「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

よく「初心忘れるべからず」といわれますが、起業家にとって、この言葉の大切さを身にしみている人はどれくらいいるでしょうか?

 

起業したての頃は、文字通り「初心者」なので、初心をしっかり持っていると思います。

 

しかし、だんだんベテランの域になってくると、スキルも上がり、クライアントも増え、ビジネスが順調に回ってくるようになります。

 

しかし、ある時点でベテランを襲う問題が発生する時があります。

 

それが「初心を忘れてしまう」ということです。

 

これは、起業家に限った話ではありません。

 

会社員であっても同じです。

 

仕事を覚えて出来なかったことが出来るようになってくると「初心を忘れてしまう」ことがよくありますね。

 

そこで今回は、初心を忘れるとどうなってしまうのか?

 

そして、なぜ初心者目線を忘れないことが大事なのかについてお話していこうと思います。

 

【参考記事】

起業家マインドをもつとどうなるか

起業家としての自信はいつからつくのか

他人と比較し劣等感を抱く起業家

 

初心を忘れた起業家に起きること

コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方に思い出していただきたいことがあります。

 

自分が起業したての頃、どういう気持ちだったろうかと。

 

クライアントをもつようになり、覚悟と責任が生まれ、この人の望む未来へつれて行けるよう全力でサポートしよう!

 

そういう思いでやられていたと思います。

 

もちろん、分からないことや出来ないことがあれば、丁寧に教えていたことでしょう。

 

クライアントたちは知らないことや出来ないことが多いですから、それらをひとつひとつ丁寧に根気強く接していたと思います。

 

そして、その思いはブログにも反映され、読者に分かりやすく初心者目線から伝えていたと思うのです。

 

ですが、起業家としての経験を重ねていくと、当然スキルも上がり、ビジネス感覚も磨かれます。

 

そうすると、クライアントへのサポートの前提条件が初心者目線からベテラン目線に変わってしまうのです。

 

これは、自分基準、自分目線でものごとを考えてしまうようになるからだと思います。

 

そうすると何が起きるのか?

 

それは、売れなくなってくるということです。

 

ブログ記事が今まで初心者目線で書かれていたのが、いつのまにかレベルの高い内容になって難しすぎる、ついていけない、敷居が高い。

 

などというように変わってしまうということです。

 

初心者をターゲットにしているはずなのに、初心者にとっては難しい内容の記事が増えていくために、だんだん初心者からは読まれなくなっていくわけです。

 

そのために、売れなくなってくるのです。

 

アクセスが減り、メルマガにも登録してもらえず、だんだんと商品が売れなくなる。

 

こういう悪循環にはまっていきます。

 

初心を忘れずにいることの大切さ

人は成長します。

 

だからこそ、成長過程において、成長前のことを忘れてしまうことがよく起こります。

 

起業家が成長していく中で、忘れてしまうこと。

 

それが「初心者目線」ではないかと思います。

 

初心者をターゲットにしているにも関わらず、ベテラン基準の目線でものごとを考えるようになってしまいます。

 

初心者は右も左も分からない状態の人が多いので、その人たちに、分かるように伝えていくことが大事ですね。

 

どのようにしたら分かってくれるだろう?

 

どういうことにつまづいているのか?困っているのか?

 

その目線こそが初心者目線です。

 

こういう初心者目線で記事を書くからこそ、初心者に響きます。

 

しかし、これが、

 

これくらいは分かるだろう。

 

このくらいは自分で頑張って乗り越えないといけないだろう。

 

などの目線で記事を書くと、どんどん初心者には難しい内容になっていきます。

 

そうすると、自分の思い込みによって記事が量産されてしまいます。

 

読者は置き去りになってしまうのです。

 

そして、この結果が、商品が売れないということに結びついてしまいます。

 

これは、とても問題ですね。

 

ですが、ほとんどの起業家がビジネスに慣れてくると、こういう問題に突き当たってしまうのです。

 

売上は、良くて横ばい、ほとんどの場合は右肩下がりになってしまう危険があります。

 

これは、「初心者目線を忘れてしまった」からこそ起こり得る問題なのです。

 

ここで言っている初心者とは、ターゲットとしている悩みを解決したいと思っている人たちのことです。

 

その人たちは、どうすれば悩みが解決できるのかを知りません。

 

ですが、起業家はそれが分かっています。

 

分からないことを分かるように教え、出来ないことを出来るようにしていくのが、われわれ起業家の役割です。

 

これができるのも、その人の抱えている悩みに目を向けられるからです。

 

耳を傾けられるからです。

 

それがなくなってしまったら、単なるエゴでしかなくなります。

 

自慢でしかなくなるのです。

 

そのような人の商品は買いたくないですね。

 

だからこそ、売上が下がっていくのです。

 

初心を忘れたがために、売上が落ちていくというのがビジネスの本質です。

 

決して、不況のせいでも、商品のせいでもないのです。

 

会社が倒産する理由の多くは、お客様の悩みに目を向けられなくなった、耳を傾けられなくなったからなのですから。

 

だからこそ、起業家として「初心者目線を忘れずにいる」ことが、何よりも大切であり大事なことです。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、初心者目線を忘れないことが大事ということについてお話してきました。

 

慢心、おごり、エゴなどは、ビジネスを低迷させます。

 

初心を忘れない努力こそ、起業家として本当に成功していける鍵だと私は思います。

 

ぜひ、初心を忘れないでくださいね。

 

それでは今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
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