こんにちは。
稼げない起業家専門、ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家にとって「ポジショニング」は、起業家としての命運を決める重要なものです。
ですが、ポジショニングを決めても商品が売れずに困っている起業家の方も多くいます。
その大きな原因は、範囲が広すぎるということが挙げられます。
たとえば、婚活をサポートするコーチでは、範囲が広すぎるのです。
範囲が広いということは、同じようなポジションにいるライバルたちとの凌ぎ合いになってしまいます。
そうなると、あなたを選ぶ理由がなくなってしまいます。
あなたは、その他多勢の中に埋もれてしまうのです。
だから、商品が売れないのです。
たまたま出会えて、あなたでいいやという程度の見込み客しかこなくなります。
しかし、1年を通して、たまたま出会える機会はいったい何回あるでしょうか?
今回は、ポジショニングを決めても商品が売れないという起業家の方に、ポジショニングの正しい考え方をもっていただき、商品が売れるようになる秘訣をお伝えしていこうと思います。
キーワードは、「絞込み」です。
【参考記事】
そもそもポジショニングをなぜ行う?
そもそも「ポジショニング」の意味を正しく理解している起業家の方はどれほどいるでしょうか?
あなたは理解していますか?
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家が、そもそもなぜポジショニングを決めるのでしょうか?
コーチングの資格をとれば、プロコーチとして活動できますので、私は困っている人をコーチングで助けられますよ!と宣伝しても、誰もあなたに頼もうとは思わないはずです。
逆の立場になればわかると思うのですが、いきなり、「何か困っていることはありませんか?コーチングで解決しますよ」と言われて、「ぜひお願いします」とは言わないですよね?
逆に、なんだこの人!って不信に思ってしまいます。
どんな悩みを解決できるのか?
ですから、この人は何者なの?不審者じゃないの?とならないように、自分は何者なのかを知ってもらう必要があるわけです。
それが、「何を」提供するのかです。
ただ、コーチングできます、カウンセリングできます、施術できます、占いできますだけでは、相手は「それで?何ができるの?」となりますね。
ですから、○○ができるコーチです、カウンセラーです、セラピストです、占い師ですというように、○○の部分が必要になってくるのです。
○○とは、つまり、どんな悩みを解決できるのかということを表しています。
例えば、「結婚できなくて困っている人を結婚できるようにすることができるコーチです」、「うつで苦しんでいる人を職場復帰させることができるカウンセラーです」などです。
ですが、これだけでは、本来のポジショニングとは言えないのです。
ここが多くの稼げていない起業家が勘違いしてしまうポイントなのです。
あなたを選ぶ理由づくり
本来のポジショニングは、「あなたにぜひお願いしたい」と言ってもらえるようにすることです。
つまり、見込み客があなたを選ぶ理由を作ることなのです。
ですから、ただ単に、婚活コーチです、職場復帰支援カウンセラーですと言っても、それだけでは、あくまでひとつの専門分野にすぎません。
専門分野もひとつのポジショニングではありますが、その中で、「あなたにお願いしたい」と思ってもらえる要素があるのかどうなのかです。
ないのであれば、範囲が広いのです。ライバルが多いという状態です。
だからこそ、絞り込む必要があるのです。
婚活コーチであれば、バツ2男性専門の婚活コーチとか、婚活コーチという広い海の中で、どこに碇を下ろすのかです。
つまり、婚活コーチというポジションの中で、「誰に」向けて商品を売るのかです。
絞り込むとは、「誰に」を絞り込んでいくことです。
範囲を狭め、誰を助けるのかを明確にしていくことこそが、正しい「ポジショニング」なのです。
ポジショニングを決めることで、見込み客は「あなたにお願いしたい」と思うようになるのですから。
商品が売れるポジショニングの決め方
正しいポジショニングの考え方が分かると、それに沿った商品をつくることができます。
バツ2専門の婚活コーチであれば、バツ2の人を対象にするため、バツ2の人が悩むことを解決していきながら、自信をもって再婚できるように導く商品となるわけですね。
ポジショニングを決めても商品が売れないのは、ポジショニングと商品が一致していないか、ポジショニングが広すぎるかのどちらかです。
ですから、ポジショニングを明確にして、商品をつくるのです。
ポジショニングは、特定の誰か一人を想定したほうが明確になります。
それこそ、「その人のため」の商品になるのです。
そうすると、関係する人たちも集まってくるようになります。
ですから、ポジショニングと商品は特定の誰か一人に売ることを意識して決めていくのです。
そうすることで、俺のことか?と見込み客に響く商品を提供できるようになり、その結果売れるのです。
バツ2専門婚活コーチであれば、バツ2で再婚したい人にとっては、「俺のこと?」「私のこと?」と思えるようになります。
バツ1の人はちょっとずれますよね。
それでいいのです。
さらに絞るならば、40代男性バツ2専門の婚活コーチとすれば、より明確になります。
このポジショニングを軸にすることで、ブレずに商品を売ることができ、あなたもサポートに自信をもてるようになるのです。
そのためには、絞ってみることです。
いかかでしょうか?
今のポジションで商品が売れないと思うのならば、範囲が広いからかもしれません。
その場合は、「誰を」の部分をもっと絞ってみると、よりあなたが何者なのかが見込み客にとっても分かりやすくなります。
そうすると、商品が売れるようになりますよ。
ポジショニング決めで悩んだら、気軽にお問い合わせください。
現状をヒアリングさせていただいて、アドバイスさせていただきます。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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