サイトアイコン 起業のご相談なら「株式会社ビハインド・ウィン」

ライバル調査で気を付けるべきこと

 

こんにちは。

仙台を拠点に活動している

「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

稼げていないコーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方がライバル調査をするとき、気を付けてほしいことがあります。

 

私の完全フルサポートメニューでも、クライアントにライバル調査をしてもらいますが、ある点に気を付けて、ライバル調査をしてもらっています。

 

そのある点とは、2つあります。

 

 

売れる起業家になるためには、クライアントから「選ばれる」起業家になる必要があります。

 

その他大勢の中では、クライアントから見つけてもらうこともありませんし、クライアントから「あなたにぜひお願いしたい!」という気持ちにもならないからです。

 

そのため、我々個人起業家は、クライアントから選んでもらえるように、どんな悩みを解決できるのか、どのようにして解決できるのかをしっかり明確にして、ポジショニングを決めていく必要があるのです。

 

そこで、ある程度ポジショニングが決まってきたところで、ライバル調査をしてもらうのですが、目的をはき違えて、すっかりメンタルがやられたり、ライバルのサポートを受けたいとなる人がいます。

 

これでは、何のためにライバル調査をしたのか分からなくなってしまいます。

 

そこで今回は、ライバル調査をするうえで、気を付けていただきたい2つのことについてお話していこうと思います。

 

【参考記事】

自分の魅力を最大限発揮する価値の上げ方

マーケティング力を上げればセールスは成功する

ターゲットの悩みの需要を知る方法

 

ライバル調査とは何か

ポジショニングを決める時に、なぜ、ライバル調査をするのでしょうか?

 

ポジショニングは、自分が起業家として活動するにあたり、クライアントから選んでもらうために決めていくものです。

 

クライアントから選んでもらうとは、同じ専門家の中でも、この人だ!と思ってもらえることです。

 

クライアントから、「この人にお願いしたい」と思ってもらうことで、数あるライバルたちから抜きんでることが出来るのです。

 

そのためには、ライバルを知る必要があるのです。

 

ライバルとは何か

ではまず、そもそもの「ライバル」について整理しておきましょう。

 

ライバルとは何かについてです。

 

あなたは、ライバルとは何か分かりますか?

 

一般的には、ライバルは「敵」という意味で使われますね。

 

しかし、厳密には、誰でもかれでも「敵」をライバルとするわけではないのです。

 

自分よりもはるかにスキルの高い人をライバルとはいいません。

 

ライバルとは、今の自分と同じくらいのスキルで実績を出している人のことを言います。

 

つまり、自分と同じくらいのスキルを持っている人が稼いでいるからこそ、ライバルとなるのです。

 

よく、とんでもなく高いスキルの人と比べて、こんな人には勝てないと落ち込む人がいますが、これはそもそもライバル調査ではないということを認識しておいてください。

 

ライバルとは、自分がやろうとしていることで既に稼いでいる人のことです。

 

自分がやろうとしていること以上のことをしている人は、ひとまず無視してください。

 

今のあなたが知るのは、今のライバルなのですから。

 

 

ライバルを知ること

ある程度ポジショニングを決めたところで、ライバル調査をするのは、自分のポジショニングの精度を高めるためです。

 

ライバルと同じことをしていても、埋もれてしまうだけですから。

 

そのために、ライバルを知る必要があるのです。

 

例えば、私の場合を例にしてみます。

 

私は、「ネット集客」を教えるコンサルタントとして起業しています。

 

ターゲットは、稼げていない起業家で、かつての私と同じように、塾やコンサルを転々としてお金をドブに捨ててきた稼ぎたくても稼げないという人です。

 

この人に、インターネットを利用した集客の方法を教えるということをしているわけです。

 

ですが、これだけで、クライアントから「あなたにお願いしたい!」と私を選んでくれることはありません。

 

私と同じようなことをしているライバルがたくさんいるからです。

 

ですから、ライバルとは違ったことをして、こういうことをしてくれるなら、この人にお願いしようかなと思ってもらえる差別化ポイントが必要なのです。

 

私のライバルは、起業初心者や起業に失敗した人を対象とした集客コンサルタントになります。

 

このようなコンサルを10人くらい探して、どんなことをしているのかを調査していくのです。

 

そして、そこで、ライバルたちがやっていないこと、弱いところを見つけて、そこを私ができるようにすることで、ライバルたちとの差別化が図れるということになりますね。

 

ライバルを知ることで、自分のポジショニングを調整しながら、選んでもらえるポイントを探っていくということなのです。

 

そのために、ライバル調査をしていくわけです。

 

ライバル調査で気を付けるべき2つのこと

ライバル調査の目的は、ご理解いただけましたでしょうか?

 

ここからは、ご理解いただけたことを前提として進めていきます。

 

では、ライバル調査で気を付けるべきことについて改めてお話していきましょう。

 

ライバルに圧倒されないようにする

先程の「ライバルとは何か」でもお伝えしましたが、そもそもライバル調査は、「ライバル」を調査するものです。

 

ライバル以外を調査してもしょうがないのです。

 

ライバルとは、今の自分と同じくらいのスキルで稼いでいる人です。

 

例えば、月収100万円を稼がせるスキルがあるAさんは、月収1,000万円とか1億円を稼稼がせるスキルはまだありません。

 

なのに、月収1,000万円とか1億円稼がせますというBさんをライバルにしてしまったら、落ち込むだけですよね?

 

自分には無理だと。

 

こうなると、勘違いをしていきます。

 

クライアントは、月収1,000万円とか1億円稼がせるコンサルじゃないと選んでくれないと。

 

今の自分には出来ないことでどんどん頭の中がいっぱいになり、自分には真似できない、無理だとなっていきメンタルをやられてしまうのです。

 

このように、今の自分とは別格の人をなぜかライバルにしてしまい、落ち込んでしまいます。

 

本当に自分にできるのでしょうか?

 

このようになる人も意外と多いです。

 

これでは、何のためのライバル調査か分からなくなりますね。

 

ライバル調査は、今の自分のスキルと同等で稼いでいる人ですよ。

 

そして、その人が、誰をターゲットにして、どんな内容のカリキュラムなのか、価格はいくらなのか、サポートは手厚いのか、クライアントの評価・反応はどうかなどについて調べていくのです。

 

その中で、自分はどこだったらこの人たちと違うことができるのかを見つけていけばいいのです。

 

ライバル調査は、すごい人を探すことではありません。

 

自分がクライアントに選んでもらうための差別化ポイントを見つけるためですよ。

 

ミイラ取りがミイラにならないようにする

それから、このケースも意外とあります。

 

ミイラ取りがミイラになるというケースです。

 

これは、ライバルたちのサービスに感心してしまい、自分もコンサルやサポートを受けてみたいとなってしまうことです。

 

ライバル調査をしているつもりが、自分がクライアントになってしまうということです。

 

クライアントにならないまでも、受けたいなと思ってしまったら、本来の目的から大きく逸脱してしまいます。

 

偵察という名目で入ることもあるかもしれませんが、それはやめておいたほうが賢明です。

 

後ろめたさが残るだけで、誰も得しませんから。

 

ライバル調査は、自分の商品を強化するため、ポジショニングの精度を高めるためです。

 

そのために、ライバルを知るのですから。

 

決して、ミイラ取りがミイラにならないようにしてくださいね。

 

ですが、このケースは、それだけライバルの商品サービスが優れているということでもあります。

 

ぜひ、そこを参考にして自分の商品にも取り入れていただきたいですね。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、ライバル調査で気を付けるべきことについてお話してきました。

 

いずれにしても、ライバル以外をライバルと思っているから、メンタルがやられたりします。

 

あくまで、自分のライバルは、自分と同じことをやろうとしている人です。

 

そして、稼げている(いそうな)人です。

 

ネットから、自分がやりたいことをしている人を探して、ひとつひとつじっくりホームページやブログを見てみてください。

 

その中で、この人になくて、自分にあるものはなんだろうという視点で見てみてください。

 

差別化は、様々なところでつけられるのですから。

 

ターゲット、商品内容、価格、サポート内容、教え方、ポリシーなどなど。

 

ライバルが月1回のサポートなら、自分は月2回にしてみるということだって、立派な差別化になります。

 

どこを差別化するのかは、ライバルが分からないと出来ないことです。

 

ぜひ、ライバル調査で気を付けるべきことを気を付けて、魅力的な商品、ポジショニングを作ってくださいね。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
モバイルバージョンを終了