こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
起業して、稼ぎたい！
このように思っている人が、まず最初にすることは？
資格を取ること。
これだと思います。
まずは資格だ、とばかりに、コーチング、カウンセリング、施術、占い鑑定などを習いに行く人が多いですね。
なぜ、資格を取るのでしょうか？
資格を取れば、そのスキルが手に入ると思っているからだとは思うのですが、なぜ、資格が必要なのでしょうか？
いつも疑問に思います。
そこで今回は、起業するのに、資格は必要なのか？についてお話していこうと思います。
【参考記事】
目次
資格が必要なケース
起業したいと思っている人のほとんどが、「資格」が必要と思っています。
「スキルを身につけないと、起業できないから」と思っている人も多いですね。
起業して稼ぐには、「スキル」がないと無理と思っている人が多いということだと思います。
さらに、塾やスクール側も、「資格」を全面的にアピールします。
この資格を取得すれば「独立できます」というように、サラリーマンやOL、専業主婦の方に、資格の必要性をアピールします。
ですので、余計に資格が必要なのだと思わされてしまいますね。
ですが、そんなことはないのですよ。
それは、勘違いです。
ということで、実際に「資格が必要」となるケースを見てみましょう。
国家資格という資格
まずは、これですね。
国が一定のスキルを有していると認めた場合に、発行される「資格」です。
この場合、この資格がなければ、稼ぐことができないというものです。
つまり、資格がないと仕事をしてはいけないというものですね。
例えば、医師、看護師、教員、美容師などがあります。
これらは、「免許」とも呼ばれています。
医師免許、教員免許と呼ばれているものですね。
よくニュースなどで、無許可で医療行為をしていた、教員をしていたなどが事件として取り上げられることがあります。
これらは、資格を持っていないから、事件になるわけです。
これらを目指すのであれば、当然、資格は必要となります。
ですが、あいまいなものとして、国家資格であっても、その資格がなければ仕事ができないわけではない資格もあります。
例えば、中小企業診断士、情報処理系の国家資格があります。
これらは、資格があってもなくても、コンサル業務、IT系の業務を行うことができるわけです。
あれば、周りから一定のスキルを持っている人と思われるという程度のものです。
免許と呼ばれる資格
国家資格も免許の一つにはなりますが、ここでは、それ以外の免許についてお話しますね。
まず、代表的なのが、自動車免許ですね。
車を運転するには、この免許がなければ、絶対運転してはいけません。
自動二輪、船舶、大型機械、無線、電気工事士など、それらを扱うための資格がなければ操作してはいけないものです。
この免許は、絶対的なものですね。
免許は、「許しを免ぜられた」ということですので、必ずその許しを得なければなりません。
逆に、免許以外の資格については、ほとんどその資格がないと仕事ができない、稼げないということはないのです。
なぜ資格を必要と感じるのか
コーチング、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師などの個人起業家が必要としている「資格」は、免許を除けば、必要ない資格と言えます。
なのに、ほとんどの起業したいと思っているひとたちは、「資格」を取ろうとしています。
なぜでしょう？
自信をつけるため
まず考えられるのは、起業するために「自信」をつけたいと思うからではないでしょうか？
例えば、自分が職場でつらい目にあって、心を病んでしまった女性がいたとします。
何とか、カウンセラーの先生のおかげで、社会復帰できるまでになったので、今度は、自分が同じように心を病んでしまっている人たちを助けたいと思っているかもしれません。
ですが、いきなりカウンセリングする自信がない、何をどう伝えたらいいのか、どのようにケアしたらいいのか分からないことだらけ。
このような状態だと思います。
だから、カウンセリングを勉強したいと思い始め、起業するには、ちゃんと認めてもらわないといけないと思い、資格が取れるスクールに通うようになるのだと思います。
そして、晴れて、〇〇認定カウンセラーという資格を取得することができました。
これで、本当に自信がついたのならいいのですがね。
メディアにその気にさせられてしまう
ネットでも、書籍でも、家族、友人・知人でも、みんな同じように、起業するなら資格が必要なんじゃないの？とアドバイスしてくれると思います。
特に、スクールや塾などのホームページを見れば、資格＝独立というコピーにあふれています。
特に、パソコンが苦手な人は、ワード、エクセル、パワーポイント、フォトショップ、イラストレーターなどの資格がないと無理と思われされてしまい、１００万円以上もパソコン系の資格取得につぎ込んだりします。
そして、さらに、コーチングやカウンセリングなどのスクールに通い、資格取得を目指すということになると思います。
それらの資格を積み重ねていくことが、キャリアとしてアピールできると勘違いをさせられながら。
ホームページ、テレビ、ラジオ、雑誌などのメディアには、資格取得を奨励しています。
理由は、単純です。
各スクールや塾が稼ぐためのビジネスモデルだからです。
スクールや塾が稼ぐために、起業したいと思っている人たちを、その商品が必要だ、お金を出してでも欲しいと思わせているに過ぎません。
ですから、そのように思わされてしまった人たちは、「資格がないとダメなんだ」と思い込んでいくのです。
その人だけでなく、ほとんどの人たちが、そのように思い込んでしまっているのです。
本当は、資格は必要ないのにデス。
起業に必要なのはこれだけだ！
資格を取得した人たちは、その後、起業して稼いでいると思いますか？
ほとんどの人は、稼げていません。
資格取得者が起業して成功しているかは別問題
ましてや、起業をしたという人もかなり少ないはずです。
つまり、資格を取得しても、実際に独立したという人は、ほとんどいないということです。
資格をもっていても、誰かの役に立つために使うのではなく、自己満足のためだけにあるということです。
それでいいのでしょうか？
起業したいと思っていないのであれば、全然問題ないと思います。
しかし、起業するために資格を取ったのなら、起業しないのはおかしくないでしょうか？
ですが、ほとんどが独立することもなく、ましてや起業、副業することもなく、１円も稼げず、ただ資格を持っているということなのです。
非常にもったいないですよね？
でも、それはある意味、しょうがないことでもあります。
なぜなら、スクールや塾では、「稼ぎ方」を教えてくれるわけではないからです。
だから、資格を取っても、その先につながらないのです。
起業したいなら、これから始めること！
ですから、起業したいと思うのならば、資格よりも、まずはこれをするべきと私は思うのです。
それは、「稼ぎ方を身につける」ということです。
先ほどのカウンセラーになりたいと言っていた女性を例にすると、カウンセリングの資格を取ろうとしてスクールに通うのではなく、まず、どうすれば、カウンセラーとして起業できるのかということを最初にやったほうがいいということです。
その最初が、稼ぐ方法を身につけるということです。
カウンセラーのスキル、資格は、稼ぐ仕組みを作ったあとで十分です。
資格がクライアントの悩みを解決するわけではないからです。
クライアントの悩みを解決するのは、サポートするのは、あなたです。
資格ではないのですよ。
だから、資格はなくていいのです。
つまり、資格取得に走ろうとしている人の大半は、実は起業するつもりはないけど、なんとなくあるとカッコいいかなという程度の思いだと私は思っています。
そうではなく、本当に困っている人を助けたいと思っているならば、資格は関係ありません。
今すぐ、あなた自身がその困っている人を助けてあげればいいだけなのですから。
その覚悟がないだけです。
いかがでしょうか？
今回は、起業するのに資格は必要か？ということについてお話してきました。
もし、あなたが資格取得を考えているなら、スクールや塾に投資する前に、稼ぐ仕組みを作ることに投資したほうが早く起業することができます。
その過程においては、コーチングだろうと、コンサルだろうと、カウンセリングだろうと、施術であろうと、占い鑑定であろうと関係ありません。
今持っているスキルとあなたの熱意、本気さがあれば、クライアントを助けることは十分可能なのです。
それが稼ぐ仕組みを作るということです。
ここに、資格は全く関係ありません。
ぜひ、資格に惑わされずに、困っている人をどうしたら助けられるのかにフォーカスしてくださいね。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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