こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
これから起業しようとしている方は、どんな目的で起業したいと思っていますか?
実は、この起業目的によっては、その後の結果が分かってしまうのです。
それくらい、起業するときの目的は重要です。
ですが、ほとんどの方は、起業する目的など真剣に考えずに起業する場合も多いです。
起業支援などのコンサルやコーチが、これからの時代は、自分で稼げる力を身につけないと生き残れませんなどと煽ったりすることも多いので、サラリーマンなどは、当たり前のように、そうしないといけないなと思い込んでいきます。
それは、自分だけは他の人とは違うという優越感を感じるからなのかもしれません。
他の人は、定年まで会社にしがみついて気の毒だ、でも自分は違う!
こう思う人も多いことでしょう。
そして、こういう感覚で起業したいと思う人たちがとても多いですね。
ですが、こういう感覚で起業するとほぼ失敗します。
逆に、自分は誰かの役に立ちたい、自分も苦しいところを助けてもらったのだから、その恩返しをしたい。
と言った動機で起業したいと思う人は、うまくいきます。
これら2つのケースは何が違うのでしょうか?
そこで今回は、2通りの起業目的とはどのようなものかをお伝えし、なぜ結果が大きく変わってくるのかについてお話していこうと思います。
【参考記事】
目次
2通りの起業目的とは
まず、2通りの起業目的とは何かについてです。
これは、「自分のため」か「他人のため」かです。
これによって、大きく結果が変わってくるということなのです。
起業目的が「自分のため」
起業目的が「自分のため」の場合、どういうことをきっかけに起業したいと思うでしょうか?
ほとんどの場合、「お金」だと思います。
お金を稼ぎたいから起業したい。
あるいは、地位や名声がほしいから起業したいというケースもあるでしょう。
仮にお金を稼ぎたいということを目的に起業したとします。
この場合、「自分が」稼げればいいので、誰かを騙すことになったとしても、あまり気にしないかもしれません。
アフィリエイトなどのネットビジネスでは、検索者が広告をクリックしやすいように広告を配置するというテクニックがあります。
これは一見、検索者の利便性を考慮しているように思えますが、間違って広告をクリックしてしまいやすいところに配置するという、儲け主義のテクニックに他なりません。
これは、私からしたら、騙していると言っても言い過ぎではないと思っています。
クリックしたくないのに、間違ってクリックしてしまったということなので。
また、誰かの商材を批判し、こちらのほうが間違いないですよと煽る情報商材のアフィリエイトなども同類です。
そのように批判するマニュアルも用意されているので、検索者のためではなく、自分が稼ぐためのものでしかありません。
こういうことを真剣に取り組んでいる人たちは非常に多いですね。
ですが、その裏で泣いている人たちのことを、どれだけの人が理解しているのでしょうか?
自分だけが稼げればそれでいいという考えの起業家は、決して成功することはありません。
なぜならば、誰も幸せにしていないからです。
ビジネスは、お金稼ぎではありませんから。
自分のために起業した人たちは、やがて、「金の亡者」となり、ビジネスをやってもやっても心休まることはありませんね。
起業目的が「他人のため」
それに対して、起業目的が「他人のため」の場合はどうでしょう?
どういう動機が考えられるでしょうか?
ほとんどの場合、「役に立ちたい」という貢献感を得たいということではないでしょうか?
誰かに喜んでもらいたい、笑顔になってもらいたい、幸せになってもらいたいなど、「誰かのため」に役に立ちたいという思いは、その誰かを幸せにします。
ビジネスとは、価値と価値の交換です。
価値を提供するからこそ、価値を受け取れるのです。
困っている人にとって必要なものを提供するからこそ「価値を提供」できるのであり、対価という価値を受け取れるのです。
これが「ビジネス」です。
決して、一方のお金儲けのためだけにビジネスはあるのではありません。
一方のお金儲けのためのものは、ビジネスではなく「詐欺」ですね。
価値を提供してもらっていないのに、お金を提供するのですから。
そうではなく、お互いが「価値を交換」できるからこそビジネスなのです。
ですから、「他人のため」に起業したいと思っている人は、ビジネスでうまくいくのです。
結果が大きく変わる理由
起業目的が「自分のため」か「他人のため」かによって、起業したあとに結果が大きく変わってきます。
それは何故なのでしょうか?
ポイントは、誰が幸せになれるのか
よく、何事も「自分が幸せじゃなければ他人も幸せにすることはできない」という言葉を聞くことがあると思います。
ですが、この言葉の意味を履き違えている人が非常に多いですね。
どのように履き違えているかというと、まずは自分「だけ」が幸せになればいいという考え方です。
まずは、自分だけがお金持ちにならないと意味がないなどと勝手に決めつけて、他の人はどうなろうと、自分だけが幸せになろうとします。
これでは、仮にお金を稼げても、ほかの人を幸せにすることは難しいでしょう。
なぜなら、考え方が全く逆だからです。
そうではなく、この言葉の意味は、まずは自分をしっかりと持ちましょうということです。
嘘偽りなく、素直な自分になって、心が豊かになれば、相手ともうまくいきますよということです。
自分を認められず、許せない状況で心が貧しいままでは、相手のことも、許すことも認めることもできないという意味なのです。
ですから、自分だけが稼ごうという考え方は、いつまでも心が貧しく、自分を認められず、許せないままになっていくのです。
当然、相手のことも認めず、許すことなんてできないでしょう。
この状況では、誰も幸せにすることは出来ませんね。
他人のためにすることは自分のためになる
そして、今度は、「自分がしたことは自分に返ってくる」という言葉もありますね。
この言葉は、よくも悪くも、その通りだと思います。
自分が相手にしたことがそのまま返ってくるということですね。
自分が相手にひどいことをしたのならば、自分にもひどいことが返ってくることです。
逆に、自分が相手のために親身になってしてあげたことは、その人からも感謝され、幸せの連鎖にもなりますね。
だからこそ、起業目的が「他人のため」であれば、結果的には自分のビジネスを大きくしていくことにもなるのです。
誰かの役に立ちたいと思ってしてあげたことによって、相手が救われ感謝してくれる。
相手が幸せになってくれることで、こちらも幸せになれるのです。
この循環こそが、ビジネスを安定的に続けていく秘訣でもあります。
楽しくビジネスができることは、すなわち、幸せになってくれた人たちが増えることです。
自分のためだけにビジネスをしている人たちは、ビジネスを楽しいと感じることなく、やめていくことになります。
この差はとても大きいのです。
いかがでしょうか?
今回は、結果が大きく変わってくる2通りの起業目的というお話をしてきました。
もし、自分のために起業しているという人がいれば、今からでも誰かの役に立つという視点で再度やり直すことをおすすめします。
そうすることで、今までとは違った世界が見えてくるかもしれませんよ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
それでは今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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