こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
稼げていないコーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家は、なぜ稼げていないのか?
様々なことが考えられますが、その中でも特に多い原因があります。
それは、メンターの教えを守らないということです。
稼げていない99%の人は、稼げないことを「誰かのせい」にします。
コンサルが悪い、教材が悪いなど。
決して、自分が悪いとは思いません。
じゃなければ、ネット上に蔓延する「詐欺だ」「騙された」などのメンターを罵るような記事が横行するはずがありません。
あくまで自分は被害者。
自分は悪くない!
そういう思考しか、もちえていません。
このような思考では、何をやってもうまくいくことはないでしょう。
残りの1%の人が、ダメなのは自分に原因があったのかもしれない・・・
と気づき、次からは、メンターの教えを守りながら、成功の道に進むことができるようになります。
あなたが稼げていないのは、誰のせいですか?
そこで今回は、ビジネスで成功するには、メンターの教えを守ることから始めなければならないということについてお話していこうと思います。
【参考記事】
目次
なぜ、メンターの教えを守ることから始めるのか?
何かスキルを身につけたいと思ったとき、絶対的な原則があります。
それが、「守破離」の原則です。
技を習得するには、3つの段階を経ていく必要があります。
それが、「守(しゅ)・破(は)・離(り)」というものです。
技を習得する”守破離”とは何か?
守破離(しゅはり)とは、もともと武道や茶道、芸術、芸能などの師弟関係のあり方として、広く認知されている思想です。
守破離を簡単に説明すると、このような意味になります。
守破離の「守」とは、師匠の教えを忠実に守り、それを自分のものにしていく段階です。
まずは、師匠の言うことを忠実に守ることから、技の習得が始まるわけです。
師匠の技をしっかり学ぶことで、技の基本が身についていきます。
守破離の「破」とは、技の基本をしっかり身につけたら、それを応用し、オリジナルなものにしていく段階です。
師匠の教えを忠実に守ることで、技の基本が土台として出来上がります。
そして、その土台の元、様々な工夫をしながら、自分だけのオリジナルな技に変えていくのです。
守破離の「離」とは、師匠から卒業し、一人前として活動していく段階です。
師匠から教えられた技の基本を自分の軸としたオリジナルな技が出来上がれば、あとは、一人前としてみなされます。
そのときが、師匠のもとから旅立つときでもあります。
免許皆伝ともいわれますね。
メンターからの教えを守ることから始める理由
大事なのは、師匠の教えを自分の軸にするということです。
つまり、基本をしっかりと理解し、習得することが大事だということです。
技を磨くとは、技の基本をしっかり身につけているからこそできることです。
何事も、「基本」がしっかりしていなければ、すぐ崩れてしまうのです。
だからこそ、守破離の段階を経て、スキルを習得していく必要があります。
この段階を無視して、いきなり守破離の「離」から始めても、基本が出来ていないのでオリジナルにしようとしても無理なことが分かると思います。
さらに、なにも技がないのに、一人前になるということもありえませんね。
だからこそ、最初は、技を学ぶ必要があり、さらに言えば、技の基本からしっかりと学ぶ必要があるのです。
つまり、師匠、メンターの教えを忠実に守ることから始める必要があるということです。
”守破離”を守らないから稼げない
技を習得することは、スキルを習得することと同じです。
そして、ビジネスにおいても、守破離の原則は土台となっています。
ビジネス未経験者、初心者の人たちが、起業家となり稼げるようになるには、ビジネスの師匠の教えを守り、ビジネスの基本をしっかり身につけなければなりません。
ビジネスにおいても、守破離の「守」から始めなければうまくいかないのです。
ですが、多くの稼げない起業家は、守破離の「守」から始める人はほとんどいません。
守破離の「守」を軽んじている
稼げていない起業家は、結果をすぐに求めます。
ですが、基本ができていないため、何をやってもうまくいきません。
いつまでも、結果が出ず、イライラします。
そうなると、師匠が悪い!
と始まるのです。
「ちゃんと言われたことをやっていますか?」
このように質問すると、たいがい
「いや、その方法はダメだと思うからこっちをやりました」
と答える人が多いのです。
この師弟関係、うまくいくと思いますか?
師匠の言っていることを軽んじて、自分の勝手な思いで動いている。
それで結果が出ないと騒いでいるのです。
しかも、師匠が悪いと。
おかしくないですか?
この状態で、師匠が悪いと言われて、詐欺だと言われても、師匠の立場としては、やってられませんね。
言ったことをやっていないのですから。
師匠の言ったことを忠実に守り、それをやっても結果が出ない。
それなら、原因は、師匠の教え方でしょう。
ですが、99%の稼げていない起業家たちは、師匠の言ったことを忠実に守らず、自分勝手な方法でやって結果が出ないと騒ぐのです。
原因は、99%の稼げていない起業家自身ですよね?
人に責任をなすりつける人は、絶対に成功しません。
そして、教える側もこういう起業家には、責任は負えないのですよ。
だって、言うとおりにしていないのですからね。
稼げない起業家は「離」から、稼げる起業家は「守」から始める
稼げていない起業家は、なぜか、師匠の言うことは聞いても、それを実践しません。
どこかにフィルターがかかり、自分勝手な方法をとりがちです。
つまり、「守」から始めていないのです。
例えば、ワードプレスで記事を100記事書きましょうと師匠が言うなら、まずは、そこを一心不乱にやり切ればいいのに、いちいち、ワードプレスは時間がかかるから、SNSをやったほうがいいんじゃないですか?と師匠のやり方を守らず、勝手にSNSを始める。
それで結果が出ないと騒ぐのです。
稼げていない起業家は、言い訳が得意です。
出来ないこと、面倒なことは、言い訳というスキルを使って、避けることが出来るのです。
師匠の教えを忠実に守ることは、とても手間がかかり、面倒なことです。
だから、守らないのだと思います。
また、余計な知識が邪魔したり、プライドが許さなかったり、様々な要因から守らないのだと思います。
師匠から学ぶとは、そういう思い、考えをすべて捨てて、学ぶことです。
いったん、頭をフラットにしてから学ぶということです。
じゃないと、忠実に守ることもできないでしょう。
稼げていない起業家は、人の言うことを守ることが苦手な人が多いように思います。
何事も、謙虚さと素直さが大事なのですよ。
一方、稼げている起業家は、これらを克服しているからこそ、「守」から始めることができるのです。
「守」から始めるからこそ、師匠の技をしっかり伝授してもらうこともでき、稼げるようになっていくのです。
この違い、よくよく覚えてほしいですね。
いかがでしょうか?
今回は、ビジネスの成功はメンターの教えを守ることから始まるということについてお話してきました。
守破離は、なぜ守破離なのか?
この順番の意味をしっかりと覚えてくださいね。
これを理解できれば、成功へとグンと近づくかもしれませんよ。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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