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やりたいことはお客様から求められているか?

 

こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

好きなこと、得意なこと、やりたいことで起業しよう!

 

と勧めているコンサルや塾は多いですね。

 

自分が好きなことや得意なことだと、モチベーションも上がり、楽しく出来るというのが、その理由です。

 

また、やりたいことや、やってみたいことは、夢を膨らませることが出来て、活力が生まれます。

 

起業は、いやいやするものではなく、楽しく出来たほうがいいわけです。

 

そうしたことから、コンセプトメインキングやヒットメインキングなどと、自分は何で起業したらいいのかという商品設計をクローズアップした講座が注目を浴びています。

 

私もクライアントには、まず、好きなことや得意なこと、やりたいことを洗い出してもらい、そこからポジショニング候補を絞っていきます。

 

ですが、1つ大事なことを見落とさないようにしてください。

 

それは、あなたが好きなこと、得意なこと、やりたいことは、求められていることなのか?ということを。

 

いくら、楽しく出来るからと言って、お客様のいないところで、いい商品ですよと宣伝したところで、ビジネスになるわけないからです。

 

そこで今回は、あなたの「やりたいことは、お客様から求められているのか?」というテーマでお届けしていこうと思います。

 

【参考記事】
やりたいことより「嬉しいこと」目線
やりたいことが見つけられない人の特徴
”やりたいこと”で起業するときの見えない落とし穴

 

自分目線とお客様目線

物事を考える時、どういう立場で考えるべきかということが重要です。

 

大きく分けると、「自分」という立場か、「他人」という立場かということです。

 

自分という立場を「自分目線」、他人という立場を「他人目線」と呼ぶことが多いですが、ビジネスにおいては、お客様という立場である「お客様目線」で物事を考えることが特に重要になります。

 

そして、商品を考えるとき、この「お客様目線」を無視してしまうと、とんでもないものが出来上がってしまいます。

 

つまり、「売れない商品」が出来上がるということです。

 

どんなに自信をもって良い商品を作ったとしても、お客様にとって、いらないものであれば、売れない商品になってしまいます。

 

そうならないためにも、「お客様目線」というのは、外してはいけない目線だということです。

 

ですが、多くの人は、「お客様目線」になれません。

 

どうしても、「自分目線」になってしまうからですね。

 

では、なぜ、自分目線になってしまうのでしょうか?

 

それは、とても単純です。

 

お客様のことを分かっていないからです。

 

それもそうですよね?

 

自分は何が出来るのかも分からない状態で、いきなりお客様目線なんてなれるわけないですよね。

 

それに、ビジネスをしたことがない人、ビジネスしているけど、稼げていない人は、お客様をイメージするなんてこともないかもしれません。

 

むしろ、出来ないでしょう。

 

だから、自分目線でしか、考えられないのです。

 

他人目線になれる人は、同じような状況を経験しているからこそ想像できるわけです。

 

経験していなければ、想像できないですよね?

 

痛みや苦しみ、つらさ、孤独さ、自己嫌悪感など、自分も経験しているからこそ、同じような状況に置かれている人の気持ちを察することができるのです。

 

経験していないことは、その人の気持ちなど分かるわけがないのです。

 

抜歯したことのない人に、抜歯した人の痛みは分かるわけもないということです。

 

ですが、その痛みではないかもしれないけれど、別な痛みの経験から、つらい気持ちを推し量ることはできるわけです。

 

つまり、その人の本当の痛みは分からないかもしれないけれど、苦しんでいて、つらいという気持ちには寄り添えるのです。

 

なんとか、その苦しみを乗り越えてほしい、そのために、何か力になりたいという思いは、その人に寄り添うからこそできることです。

 

こういう気持ちになれるかどうかが、他人目線になれるかどうかです。

 

お客様についても同様です。

 

商品を作ったことがないという人も、いずれそれをお客様に売るときが来るわけです。

 

どんな気持ちの人がお客様なのかをしっかり理解し、寄り添えるようにならないと、いつまでもお客様目線になることは出来ません。

 

これは、お客様がいない状態でも出来ることです。

 

自分の商品を売る人はどんな人なのかをイメージする。

 

そして、その人に喜んでもらうために、寄り添う。

 

この気持ちを持ってこそ、お客様目線になれるのです。

 

やりたいことはお客様目線か?求められていることか?

商品設計は、自分の好きなこと、得意なこと、やりたいことの中から見つけることが多いですが、あと一つ付け加える要素があります。

 

それが、「求められていること」です。

 

お客様からその商品は本当に求められているものなのかです。

 

ここがズレてしまうと、売れない商品まっしぐらになってしまいます。

 

この求められているかどうかという観点こそ、お客様目線ということです。

 

単に自己満足で終わってしまうものは、誰も助けることができなかったりします。

 

あまりにマニアックな趣味や得意なことは、誰もそれを習いたいと思わないものも多いです。

 

そういう場合、お客様に求められていないということになりますので、ビジネスにならないわけです。

 

ですので、自分が作る商品は、求められているのだろうか?喜んでくれる人はいるのだろうか?

 

こういう観点が必要です。

 

好きなことや得意なこと、やりたいことを優先するのは、いいのですが、それに、「求められているのか」という観点を加えるようにしてください。

 

求められていない商品を作っても、単なる自己満足でしかなくなってしまいますので。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、やりたいことは、お客様から求められているか?ということについてお話してきました。

 

闇雲に、好きなことや得意なこと、やりたいことで起業しようと言っているコンサルや塾も多いですが、そのまま起業してしまうと、誰も必要としていないということになってしまう危険もあります。

 

ですので、しっかりと、自分のやりたいことは、お客様から求められているものなのか?

 

この観点を忘れないで取り入れるようにしてくださいね。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
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