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起業家にとって資格やスキルよりも大切なこと

 

こんにちは。

仙台を拠点に活動している

「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

あなたは、起業家としての資格やスキルをもっているかもしれません。

 

資格をとることが起業の条件とばかりに、資格取得に多額の投資をしている人も多いですね。

 

ですが、起業するために、本当に資格が必要でしょうか?

 

確かに社会的な信用をあげるために資格はあったほうがよいとは思います。

 

資格保有者ということで、安心し信頼してくれる人はとても多いですよね。

 

ですが、それと起業とは別物です!

 

と言ったらどう思いますか?

 

恐らく、反論してくる方もたくさんいることでしょう。

 

ですが、事実そうなのです。

 

その理由について、今回はお話していこうと思います。

 

起業するために、資格やスキルよりも大切なことについてです。

 

【参考記事】

稼げない起業家がもっている2つのブレーキ

稼ぐことから逃げない人だけが起業で成功する

起業家として何をしたいのか明確にする

 

起業するとはどういうことか?

あなたは、コーチでしょうか?

 

それとも、カウンセラー?セラピスト?占い師でしょうか?

 

はたまた、コンサルでしょうか?

 

個人で起業している人にとって、「起業」とは何でしょうか?

 

根本的なことですが、あなたは答えられますか?

 

起業の本当の意味

起業の意味を辞書で調べてみると、「新しく事業を起こす」とか、「ベンチャー」というような意味が出てきます。

 

いままでになかった「もの」や「こと」を世の中に出すというようなイメージがあります。

 

確かにそうだと思います。

 

しかし!

 

私は、それは結果論的な意味だと思っています。

 

その根本的なことは、もっともっと人間味あふれることだと私は思うのです。

 

どういうことでしょうか?

 

「起業」という漢字を紐解くと、「業(わざ)で起(た)つ」となります。

 

業(わざ)とは、自分のもっているスキルのことです。

 

起(た)つとは、困難に立ち向かって行動を起こすことで、誰かのため、何かのために立ち上がるという意味です。

 

いかがでしょうか?

 

何か気づいたでしょうか?

 

そうです!

 

「自分のもっているスキルで、困っている人を助けるという、困難に立ち向かう」という意味になると思いませんか?

 

これは、あなたが持っているスキルで、困っている人を助けるということと同じ意味です。

 

ということは、困っている人を自分の手で助けるということこそが、「起業」だということです。

 

この場合の「スキル」は、新たなスキルではなく、既に身についているスキルのことです。

 

今この瞬間にでも、「出来ること」のことです。

 

あなたが自然体のままで、困っている人を助けることこそが、「起業」だということです。

 

起業に資格も新たなスキルも必要ない理由

起業とは、あなたが自然体の状態で出来ること、今すぐに出来ることで、困っている人を助けること。

 

ですから、起業するためには、「資格」も「新たなスキル」もいらないことが分かると思います。

 

「誰かを助けられるようになりたい。」

 

多くの起業したいと思っている人は、このようなきっかけで資格取得をはじめます。

 

明確に、「この人を助けたい」という思いがあればいいのですが、多くの人は、これから「助けたい人を探す」のです。

 

この資格をもっていれば、独立起業しやすい、稼ぎやすいという動機がほとんどではないでしょうか?

 

ですが、起業して稼ぐことは、そこまで甘くはないのです。

 

この人を助けたいという強い動機がなければ、起業家として稼ぐことはできないのです。

 

何となく、資格があれば独立できそうだからとか、かっこいいからなどという理由で起業しても失敗するのは目に見えています。

 

医師や弁護士、教師、自動車の運転などのように国家資格や免許がなければできない仕事は、当然それに該当する資格をとらなければなりませんが、起業家として立ち上がるためには、特に資格はいらないのです。

 

それよりも、もっと大切なことがあるからです。

 

起業家にとって大切なこととは?

資格やスキルは、起業家にとって、マストではありません。

 

ここで言っているスキルとは、新たなスキルのことです。

 

それよりも、資格をとることよりも、新たなスキルを身につけるよりも、もっと根本的な部分で大切なことがあるのです。

 

今この瞬間に困っている人がいたら

あなたが助けたいと思っている人が目の前にいたら、あなたはどうしますか?

 

まだ資格を持っていないから助けられません。

 

経験不足だから、まだ助けられません。

 

スキルがないから助けられません。

 

多くの起業家は、このような理由から、助けたいのだけれど、まだ助けられません。

 

という行動をしてしまっています。

 

これは、目の前に「助けてください」と言っている人がいるにも関わらず、スキルが足りないから身につくまで待っててください、資格がないから、資格を取るまで待っててくださいと言っているのと同じことをしているということです。

 

あなたはどうでしょうか?

 

目の前に、今のあなたのスキルで助けてくださいと言っている人に対して、待っててくださいと言いますか?

 

恐らく、しないと思います。

 

助けてほしい人にとって、あなたに資格があろうとなかろうと、今はもっていないスキルを身に着けようと身につけまいと関係ないことなのです。

 

それよりも、今のあなたに救って欲しいと思っているのです。

 

資格よりも新たなスキルよりも身につけるべき大切なもの

目の前に、川で溺れている人を見たら、あなたはどうしますか?

 

そのとき、あなたには、川で溺れている人を助けるスキルは恐らくないでしょう。

 

川で溺れている人を助けるための資格があるのかどうかは分かりませんが、そういう資格ももっていないでしょう。

 

そのような状態のとき、あなたはどうしますか?

 

資格を取るまで待っててくださいと言いますか?

 

溺れている人を助けるスキルを身につけるまで待っててくださいと言いますか?

 

決してそのようなことは言わないですよね?

 

それよりも、何とかして助けねばと思うのではないでしょうか?

 

自分が泳げるなら、泳いで助けにいくかもしれません。

 

泳げないなら、何か棒のようなつかまれるものを探すかもしれませんし、誰かに助けを求めるかもしれません。

 

いずれにしても、目の前で困っている人をそのままにはせず、助けると思います。

 

これが、起業家にとって、根本的に大切なことなのです。

 

川で溺れている人からすれば、目の前にいるあなたにしか助けを求められないのです。

 

あなたじゃなければダメなのです。

 

家にいる家族でもダメですし、仲のよい友達でも恋人でもダメなのです。

 

今、目の前にいるあなたじゃなければダメなのです。

 

だからこそ、あなたが助けなければならないのです。

 

いかがでしょうか?

 

起業家にとって、資格云々よりも、目の前にいる困っている人を助けることこそが何よりも大切なことなのです。

 

だからこそ、今もっているスキルで十分なのです。

 

あなたにしかできないこと、あなただからできること、それは、助けてほしい人からすれば、とても価値のあることなのです。

 

そこに気づくことが出来れば、その感謝の証としての対価をしっかりと受け取ることができるようになるのです。

 

資格取得や新たなスキル取得に時間をかけるよりも、今もっているスキルで誰にどんなことをしてあげられるのかを徹底的に考えてみてください。

 

それが、あなたらしく困っている人を助けるということになります。

 

そしてそれは、他の人には真似できない差別化につながることにもなるのですから。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
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