こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。
稼げていないコーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、占い師のような個人起業家の方は、「スキル」を身につけようと必死です。
稼ぐためには、「スキル」が大事と考えているからですね。
しかし！
ビジネスで稼ぐこととスキルを身につけることは、全く別物です。
スキルを身につけても、稼げません。
起業家として稼ぐためには、スキルを身につけるのではなく、今出来ることをお金に変える方法を身につけることが大切です。
これが「ビジネス」なのですから。
そこで今回は、稼げていない起業家の方々に、稼ぐためには、「今できること」を「お金に変える」方法を身につけることが大事ですよ！ということをお伝えしていこうと思います。
【参考記事】
目次
ビジネスで稼ぐためにはスキルが必要なのか
稼げていない起業家は、なぜか「スキル」を磨きます。
コーチならコーチング、コンサルならコンサルティング、カウンセラーならカウンセリング、セラピストなら施術、占い師なら鑑定技術などです。
なぜ、スキルに走るのでしょうか？
それは、自分に自信が持てないからではないでしょうか？
だから、自信をつけるために、スキルに走るのだと思います。
しかし、そこには、大きな落とし穴があるのです。
スキルを磨いても、自信がつかないという落とし穴です。
スキルを磨いても自信はつかない
見もふたもないことですが、スキルを磨いても「自信」はつきません。
スキルをどんどん磨いたところで、上がないからです。
スキルを磨くことは、さらに上級の技術を学ぶことになりますが、上を目指せばきりがありません。
どこまで頑張ればいいのかも分かりません。
いったい、どこまで頑張れば、「自信」はつくのでしょうか？
コーチなら、コーチの中で１番上のスキルを身につければ、自信はつくのでしょうか？
コンサルなら、コンサルの中で１番上のスキルを身につければ、自信はつくのでしょうか？
カウンセラーなら、カウンセラーの中で１番上のスキルを身につければ、自信はつくのでしょうか？
セラピストなら、セラピストの中で１番上のスキルを身につければ、自信はつくのでしょうか？
占い師なら、占い師の中で１番上のスキルを身につければ、自信はつくのでしょうか？
それは、実現できることでしょうか？
恐らく、かなり難しいことですよね？
たとえ１番になれたとしても、今度は自分との闘いで、もっとその上を目指していくかもしれませんね。
ですが、それで自信ってつくのでしょうか？
答えは、「No」です。
自信がないから、さらに上を目指しているのではないでしょうか？
そもそも、自信とは、スキルでは身につかないのです。
自分に自信がない人の思考パターン
例えば、TOEIC満点（990点）のAさんと400点のBさんがいたとします。
二人は、英会話講師として起業したいと考えています。
Aさんは、自信満々かもしれませんね。
Bさんは、400点「しか」取れていないのに、英会話講師をするなんて、とても恥ずかしい、生徒さんが来るはずがないと思っています。
ですから、自分もTOEIC990点を取らなければ、英会話講師を名乗れないと勝手に思い込み、どんどんスキルを磨いていきます。
果たして、そうでしょうか？
このBさんの考えこそが、稼げない起業家の典型的な思考パターンなのです。
周りを見て、自分のスキルが低いと感じ、それだと稼げないと思い込んでしまうから、自信がなくなっていくのだと思います。
スキルが高くなければ稼げない、だからスキルを身につければ自信をつけられると思ってしまうのです。
自信のない人の思考パターンには、必ず「比較する相手」がいます。
その人と比べることで、勝手に劣等感を抱き、勝手に自信を無くしてしまいます。
だから、スキルを磨いでいけば、自信はつくと思ってしまうのですね。
ですが、スキルを磨いても自信はつかないのですよ。
ビジネスにスキルが必要か
そもそも起業家としての「自信」は、スキルがあるから身につくものではありません。
商品が売れるから「自信」がつくのです。
スキルを磨くだけでは、１円も稼げないからですね。
ですが、今現在のスキルでも、稼げれば「自信」はつくのです。
起業家としての自信とは、「自分でも出来るんだ」という気持ちのことだと思います。
自分でも稼ぐことが出来るのだという嬉しさが、「起業家としてやっていける」自信につながるのだと思います。
ですから、稼ぐこととスキルを磨くことは別物だと私は言っているのです。
つまり、スキルを磨かなくても、ビジネスで稼ぐことができるということなのです。
ビジネスはスキルをお金に変えること
ビジネスは価値と価値の交換です。
必要としている人に、その必要なものを差し出す。
そして、そのお礼に対価をいただく。
価値を必要としている人に価値を与え、その対価として価値を受け取る。
これがビジネスです。
そして、この考え方が起業家として自信をつけるための方法と言えます。
今できることで誰を喜ばすことができるのか
ビジネスは、必要としている人に必要なものを与えることです。
ですから、今できること（今持っているスキル）で、誰がそれを必要としているのかを考えることで、ビジネスは成り立ちます。
これをターゲット設定と呼んでいます。
先程の英会話講師を例にすると分かりやすいと思います。
TOEIC400点のBさんは、今現在は、TOEIC400点を取るスキルしかありません。
ですので、TOEIC400点を取るスキルで、誰が喜んでくれるのかを考えるということです。
スキルを磨いてしまう自信がない起業家の思考は、TOEIC990点を取るスキルで喜んでくれる人を探そうとしているから、自信を持てないのです。
つまり、今のスキルでは売れないからですね。
それは当然です。
今のスキルでは相手に出来ない人をお客様にしようとしているのですから。
それは、お客様を喜ばすことはできないですよね。
だから、スキルを磨こうとしますが、990点への道は、400点の人にとっては、どれだけも難しい道のりですよね。
だからこそ、自信はいつまでもつかないのですよ。
そうではなく、TOEIC400点のスキルで誰が喜んでくれるのかを考えて、それが売れれば、「自信」は勝手につくのです。
今できることをお金に変えるから自信がつく
TOEIC400点のスキルで喜んでくれる人、幸せになってくれる人を見つけることが「集客」です。
例えば、英会話を趣味でやろうと思うけど、全然忘れている。もう一度、一からやり直したいと思っている人には、TOEIC400点のBさんなら、身近な感覚で、気軽に学べそうだという安心感があるかもしれません。
そうした場合、Bさんは、このお客様を喜ばせることができますね。
ですから、こういうお客様を見つけて、生徒にしていけば、稼げるのです。
これが今できることをお金に変えるということなのです。
今できないことは、いつできるのか分かりません。
いつ出来るか分からないことでビジネスをしようとするから、いつまでも自信を持てないし、稼げません。
ですので、今できることでビジネスをするのです。
今出来ることでビジネスをするから、無理なく稼ぐことが出来るのです。
だからこそ、自分でも売れる、出来るという自信がついてくるのです。
これは、TOEIC990点取ったからではなく、売れるようになったから自信がついたということです。
つまり、今できることをお金に変えることができたから自信がついたということです。
ですので、ビジネスは、今できることをお金に変えることこそが大事なのです。
いかがでしょうか？
今回は、ビジネスは、今できることをお金に変えることについてお伝えしてきました。
稼げていないという起業家の方は、今できないことで稼ごうとしていませんか？
それでは、いつまでも自信はつかないし、稼げません。
ですから、今できることはなにかを整理し、それを必要としている人を探すことからはじめてみてください。
そうすることで、とても自信をもってビジネスができるようになるかもしれませんよ。
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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