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サーチコンソールの「クリック数」と「CTR」とは何か

 

こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

最近、サーチコンソールの見方がよく分からないという相談を受けます。

 

とくに、そもそもの意味がよく分からないという人も結構います。

 

例えば、「クリック数」って何?

 

表示回数って何?

 

平均クリック率(CTR)って何?

 

ということです。

 

サーチコンソールは、ブログ集客を効果的にするうえで、とても強力なツールなのですが、そもそも使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

 

そこで今回は、サーチコンソールの中でも質問を多くいただく「クリック数」「CTR」って何?ということについてお話していこうと思います。

 

これからも、ツールがうまく使えない、用語がよく分からないなど、ピンポイントで解説していく機会を増やしていこうと考えていますので、乞うご期待です。

 

【参考記事】
自分のブログに来ているキーワードの調べ方
ネット集客に欠かせない「3種の神器」とは?
ブログへの流入キーワードと掲載順位の調べ方

 

サーチコンソールはなぜ強力なのか?

サーチコンソールは、とても強力なツールです。

 

でも、なにが強力なの?

 

という人も多いと思います。

 

ですので、あまり、サーチコンソールを使わないでブログ集客をしている人も多いのです。

 

非常にもったいないですよ。

 

では、何が強力なのか?

 

一言で言えば、自分のブログにどんなキーワードでアクセスされたのかが分かるということです。

 

通常、ブログ記事を書く場合、キーワード選定に苦慮すると思います。

 

なかには、見込み客がどんなキーワードで来るのか分かれば書きやすいのに!

 

と思っている人もいると思います。

 

そんなお悩みをあっさり解決してくれるのが、「サーチコンソール」なのです。

 

つまり、どんなキーワードでブログに来てくれたのかが、分かってしまうところに強力の根拠があります。

 

これは、予想でも想像でもなく、現実のキーワードです。

 

検索してくれた人が、実際に打ち込んだキーワードなのです。

 

このことは、誰にも調べることができない、あなただけが知ることができる現実だと言えます。

 

生の声ということですよ!

 

稼げている起業家は、キーワードプランナーやアナリティクスよりも、「サーチコンソール」を重宝するのは、このためです。

 

サーチコンソールの「クリック」の意味

ですから、見込み客の生の声をもとに、もっと読まれる記事を書いているのが、稼げる起業家たちということになります。

 

では、今回のテーマである「クリック」ですが、いったい何を表しているのでしょうか?

 

実は、とても重要な意味を持っています。

 

それは!!

 

「記事にアクセスしてくれた」ということなのですよ。

 

これを「クリック」と呼んでいます。

 

分かりますか?

 

そのキーワードで実際に、該当する記事にアクセスしてくれたということです。

 

つまり、PV(ページビュー)に直結するものなのです。

 

サーチコンソールの「クリック数」「CTR」の意味

ですので、この「クリック」がカウントされない限り、PVもカウントされないということになります。

 

そして、何回クリックされたのか?何回記事に来てくれたのか?というのが「クリック数」になります。

 

例えば、「起業 コンサル 詐欺」というキーワードでクリック数が「10」となっていたら、指定期間で10回アクセスされたということになります。10PVということです。

 

指定期間は、デフォルトで過去3カ月に設定されていますが、1か月や1年、1週間、任意の期間も指定できます。

 

その指定期間の範囲内でのクリック数となります。

 

ただし、クリック数だけを見てもあまり効果的ではありません。

 

なぜなら、CTR(クリック率)が低いと、期待しているほど読まれていないということになるからです。

 

どういうことかというと、クリック数は、あくまでクリックされた回数のみを表しています。

 

ですから、回数だけをみても、そのキーワードが効率よくアクセスされているのかどうかが分からないのです。

 

そのため、CTRという指標も見ないと正確な判断ができないのです。

 

では、このCTRは、どうやって求められるのでしょうか?

 

それは、表示回数とクリック数の割合で求められます。

 

表示回数とは、アクセスしてきたキーワードで記事が検索結果に表示された回数のことです。

 

で、クリック数は、その中で実際に記事にアクセスしてくれた回数のことです。

 

ですから、表示された回数に対してクリックされた割合というのが、CTRということになります。

 

具体的には、このようなイメージです。

 

検索キーワード:「40代 独立 成功」
表示回数:5
クリック数:2
CTR:40%
意味:5回検索結果に記事が表示され、2回記事にアクセスしてくれた

 

検索キーワード:「コンサル詐欺」
表示回数:125
クリック数:6
CTR:4.8%
意味:125回検索結果に記事が表示され、6回記事にアクセスしてくれた

 

クリック数だけを見ると、「コンサル詐欺」のほうが多くアクセスされていますが、CTRを見ると、差は10倍近く違うのが分かると思います。

 

「40代 独立 成功」は、表示回数も少なくクリック数も少ないので効率的じゃないと思いがちですが、たった5回の表示に対して、2回もクリックされているのですよ。

 

一方の「コンサル詐欺」は、125回も表示されているのに、たった6回しか記事を読んでくれてないのです。

 

どちらのキーワードが効率的か分かると思います。

 

ですので、「40代 独立 成功」のキーワードで記事を増やせば、少ないアクセスでも確実に読んでくれる人が増えると予想できるわけです。

 

一方の「コンサル詐欺」のキーワードは、効率が悪く、書いてもあまり読まれないと予想できますよね。

 

つまりこのことは、クリック数とCTRを見ることによって、どんな悩みを持った人が、ブログに来てくれているのかを想像することができるということです。

 

これこそが、サーチコンソールが最強である所以ですよ。

 

いかがでしょうか?

 

今回は、サーチコンソールのクリック数とCTRって何?ということについてお話してきました。

 

ちなみに、表示回数が100で、クリック数が0というような場合、検索結果がたとえ1位であっても、誰も記事を読んでくれてないということです。

 

残念なことですね。

 

この場合は、記事タイトルが魅力的じゃないなど、改善の必要があるかもしれません。

 

そういう改善ポイントもつかめるのが、サーチコンソールのクリック数とCTRです。

 

ぜひ、サーチコンソールを使ってみてくださいね。

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
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