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【ブログ記事の構成例】スキルアップを目指している人

 

こんにちは。
仙台を拠点に活動している
「稼げない起業家専門」ネット集客コンサルタントの村上昭夫です。

 

今日からしばらく、ブログの書き方についてレクチャーしていきたいと思います。

 

書き方というよりは、記事の構成についてです。

 

記事の書き方を教えるコンサルはたくさんいますが、その骨格となる記事の構成について、詳しく教えてくれるコンサルはあまりいないのではないでしょうか?

 

ブログ記事は、骨格である「構成」がしっかりしていれば、1本筋の通った、読者に共感される記事にすることが出来ます。

 

書き方は、二の次、三の次です。

 

記事の構成がしっかりしていれば、書き方は自分の書きたいように書くということで十分でもあります。

 

ですが、多くの人は、ブログの「書き方」を勉強します。

 

ただ、書き方を勉強しても、応用できないので、結局、集客出来ないブログが量産されることになります。

 

ぜひ、書き方というブログ記事スキルの末端に目を向けるのではなく、構成というブログ記事の骨格に目を向けるようにしてください。

 

そうすることで、集客に結び付く記事が否が応でも書けるようになりますから。

 

そこで今回は、記事構成シリーズの第1弾として、「スキルアップを目指している人」をターゲットに考えていきましょう。

 

【参考記事】
読者を惹きつける記事の構成と書き方
ブログ記事を書くコツは「ゴールからの逆算」
集客につながるブログ記事の書き方

 

ブログ記事の構成

まず、今回は初回なので、ブログ記事の構成についてお話しておきましょう。

 

ブログ記事の構成とは、見解によって様々ですが、私の場合は、ブログ記事が書けるようになるまでの全体的な設計図という位置づけとしています。

 

設計図が出来上がれば、あとはそれに沿って、自由に書くことができるようになります。

 

だからこそ、ブログ記事の骨格となるものでもあるわけです。

 

では、その「構成」ですが、この構成には、5つの段階があります。

 

  1. ペルソナ設定
  2. 狙ったキーワード
  3. 記事タイトル
  4. 見出し
  5. 結論

 

この5つになります。

 

記事構成1.ペルソナ設定

ブログが書けないと言っている多くの人は、このペルソナ設定をおざなりにしています。

 

いきなり、結論から書こうとするので、すぐネタに尽きてしまいます。

 

1000文字も書けないと言っている人ほど、ペルソナを設定していません。

 

ブログ記事は、届けたい人のために書くものです。

 

世の中に対する主張ではないのですよ。

 

あくまで、ペルソナに対して、解決策をアドバイスするものですからね。

 

だからこそ、ブログ記事には、この「ペルソナ」がなくてはならないのです。

 

記事構成2.狙ったキーワード

ペルソナは、ブログ記事を書く起点となるものです。

 

自分の見込み客が、今どんな状況にいて、どんなことで悩んでいるのか、そして、その悩みをどうしたいと思っているのか?

 

これを想定することが、「ペルソナ設定」です。

 

ペルソナを設定すれば、おのずと、「キーワード」が見えてきます。

 

なぜなら、ペルソナは、悩みをなんとかしたいと思うからこそ、GoogleやYahoo!からキーワードを打ち込み検索するのですから。

 

この「なんとかしたい」という思いが、検索するという行動を駆り立てます。

 

そして、GoogleやYahoo!に、その思いを打ち込むときに「キーワード」という形に変わるだけの話なのです。

 

ですから、キーワードを考える時も、ペルソナを設定していなければ、考えようがないのですよ。

 

記事構成3.記事タイトル

記事タイトルは、狙ったキーワードをもとに、そのまま、ペルソナの思いを反映させる形になります。

 

ありがちなのは、ペルソナが思っていないことや狙ったキーワードにないキーワードを盛り込んでしまい、ズレてしまうパターンです。

 

ペルソナが悩みを「何とかしたい」ということがブログ記事の起点なので、そこからズレてしまっては、もう別記事になってしまうのです。

 

1本筋を通すということは、ペルソナの状況や悩み、解決したいことが、串刺しのように貫かれていることです。

 

ペルソナが思ってないことを記事タイトルにしてしまっては、意味がないのです。

 

ですので、記事タイトルは、狙ったキーワードを全て盛り込むことです。

 

そして、日本語的にもおかしくならないように気を付ける必要があります。

 

記事構成4.見出し

意外と、「見出し」を使っていない人が多いですね。

 

そもそも、なんのために見出しを使うのかということも理解していない人がたくさんいます。

 

ブログを教えているコンサルは何を教えているのでしょうね?

 

見出しは、とても重要な役割をもっているのに、見出しを使っていない人が多いことに驚きます。

 

見出しは、大きく2つの役割を持っています。

 

1つは、整理しやすくする。

 

書籍の目次を見ると分かると思いますが、きちんと整理されている見出しは、どこに何が書いてあるのか、とても分かりやすいものです。

 

これは、見出しがあるからこそですよね?

 

そして、もう1つ。

 

これが、ブログにおいては、かなり重要な要素なのですが・・・

 

それは、ズバリ、「SEO対策」です。

 

Googleが、キーワードと記事を紐付けし、順位付けをするにあたり、見出しはかなり重要な役割を果たします。

 

それは、Googleが順位付けをする優先度に関係するのです。

 

Googleは、まず、ブログのタイトルからキーワードを取得し、ブログ自体と紐付けます。

 

そして、次に、記事タイトル、見出し、記事の本文の順に、キーワードと記事を紐付けていくのです。

 

これは、HTMLというプログラミング言語でブログ記事が書かれているからなのです。

 

専門的に表すと、こうなります。

 

Googleは、この順番に紐つけしていきます。

 

 

これらのタグの順番に、キーワードと記事が紐付けられ、最終見出しまでいったら、今度は、記事本文の中から、キーワードが取得され、記事と紐付けられていくのです。

 

ですから、優先度の高い方に、狙ったキーワードがあると、より早い段階で評価され、上位表示してくれる可能性が高くなるのです。

 

そのため、見出しは、SEO的に入れたほうが、上位表示させやすくなるのです。

 

今まで、見出しなんか気にしてなかったという人は、これを機に、ぜひ入れるようにしてください。

 

単なる整理しやすくなるという見栄えだけの問題ではなく、簡単手軽に出来るSEO対策なのですからね。

 

見出しは、悩み、解決策を整理して伝えるために、けっこう頭を使うところです。

 

ぜひ、考えてみましょう。

 

記事構成5.結論

そして、最後に結論です。

 

結論は、もちろん、言いたいことです。

 

この記事で伝えたいことになります。

 

先程も言いましたが、多くの人は、いきなり結論からブログ記事を書こうとします。

 

ですが、いきなり書きたいこと、言いたいことを書こうと思っても書けませんよね?

 

それは、ペルソナがどんな状況にいて、どんな悩みをもって、どうしたいのかが分かっていないと、書きようがないからです。

 

一方通行的な視点で、自分が言いたいことを書いても響かないのは、このためです。

 

ブログは、読んでほしい人に読んでもらえるように書くものです。

 

自分が言いたいことを誰でもいいから読んでくださいというものではありません。

 

ここの違いは、勘違いしやすいところでもありますが、よくよく違いを理解していただきたいですね。

 

これらを踏まえ、今日の本題である「スキルアップを目指している人」を題材として、この5つを考えてみようと思います。

 

「スキルアップを目指している人」の記事構成

自分のターゲットに、「スキルアップを目指している人」がいるなら、ぜひ参考にしていただきたいですね。

 

ブログ記事は、ペルソナ設定によって、変わります。

 

同じ「スキルアップを目指している人」でも、おかれている状況、悩み、どうしたいのかが変わってくるからです。

 

ですから、私がこれからお伝えしていくものは、あくまで1つの例に過ぎません。

 

ということは、いくらでも、捉え方によって、たくさんの「スキルアップを目指している人」がいるということですよ。

 

つまり、ブログネタは、ペルソナを色々な角度で設定することで、どんどん増えるんですよ!ということです。

 

ペルソナ設定

今の会社に新卒入社してから3年がたった。だいぶスキルも身についてきたし、後輩にもアドバイスする機会も増えてきた。先輩からも頼りにされているし、おれは、もっともっと上を目指していきたい。ただ、今の会社ではスキルアップは出来なさそう。いっそのこと、スキルアップを目指すために転職も考えてみようかな。

 

ペルソナを整理してみると、このように分解できます。

 

人は、「どうしたい」という動機があってこそ、行動します。

 

ですので、ペルソナ設定には、かならず、動機となる、「どうしたい」のかを入れるようにしてください。そうすると、キーワードも見つけやすくなりますよ。

 

狙ったキーワード

ペルソナを「おかれている状況」「悩み」「どうしたいのか」の3つに分けることで、キーワードが見つけやすくなります。

 

そして、特に重要な部分が、「どうしたいのか」という部分です。

 

ここが、検索のきっかけになるところだからです。

 

それを踏まえると、この人は、「入社3年目でスキルアップ出来る会社へ転職したい」というのが、検索の動機になると思います。

 

とすると、キーワードは、「入社3年目」「スキルアップ出来る会社」「転職」になります。

 

これをGoogleやYahoo!に打ち込むのではないかと予想するのです。

 

私は、そのように捉えたということで、これはどう捉えるかによって、キーワードも変わりますよ。

 

例えば、どうしたいのかを「転職もありだと思うけど、今の会社でスキルアップする方法はないのか?」と捉えたのなら、キーワードは、「今の会社」「スキルアップ」「方法」になるかもしれません。

 

あくまで、自分の見込客はどう考えているのかによって考えてみてください。

 

今回の場合は、「入社3年目」「スキルアップ出来る会社」「転職」とします。

 

記事タイトル

狙ったキーワードが「入社3年目」「スキルアップ出来る会社」「転職」であるなら、記事タイトルは、キーワードをそのまま書けばいいだけです。

 

「入社3年目でスキルアップ出来る会社へ転職する方法」

 

そのままですね。(笑)

 

このタイトルを見て、気づいたでしょうか?

 

ペルソナ、キーワード、記事タイトルが一貫していませんか?

 

見出し

ペルソナ設定、狙ったキーワード、記事タイトルが出来上がれば、あとは見出しです。

 

見出しは、大まかに、前半と後半で分けて書くと書きやすいです。

 

前半は、結論を出すための前提条件のような位置づけとなります。

 

理由、知っておいてほしいこと、予備知識などを前半に書くと、後半につなげやすくなります。

 

今回の場合は、

 

 

このようにおおまかに区切ると書きやすいと思います。

 

あとは、必要に応じて、小見出しである見出し3を入れていくと、より記事が整理されていきます。

 

結論

この結論は、ペルソナが「どうしたいのか」に対する答えになるものです。

 

ですから、今回の場合は、「入社3年目でスキルアップ出来る会社に転職したい」ということに対する答えということになります。

 

この結論は、見出しの後半部分に該当します。

 

また、別途「まとめ」という見出しを作って、そこにまとめとして結論を伝えるというのもOKです。

 

ブログは、結論だけを書くのではありません。

 

多くの人は、言いたいこと(結論)しか書かないので、1000文字も書けないのです。

 

しっかり、言いたいことというよりも、見込み客の悩みを解決してあげるという視点で結論を伝えてあげてください。

 

今回の場合は、「入社3年目の転職は、仕事も覚えて、さらなる高みを目指したい時期でもあります。しかし、だからといって、安易に転職するのではなく、今の会社で高みを目指してから転職を考えるというのも1つの方法ですよ。」という感じです。

 

まあ、これも1つの例に過ぎませんのでね。

 

いかがでしょうか?

 

今回から、記事の構成シリーズとして、しばらく、今回のようなスタイルで、記事構成の5つを伝えていこうと思います。

 

人の行動心理と、そこから、どのようにブログ記事につながていくのかという、他ではあまり書いていないことを取り上げて書いていきます。

 

ぜひ、これからのシリーズを楽しみにしていてくださいね。

 

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また、このようなターゲットの場合はどうなりますか?というリクエストなどもいただけたら、随時取り上げていきたいと思いますので、以下のお問合せフォームからお願いします。
記事構成のお問合せはこちら

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社ビハインド・ウィン 村上昭夫Web集客コンサル、オンラインサロンプロデューサー
仙台を拠点に活動している、
株式会社ビハインド・ウィン
代表の村上昭夫です。
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